結果

2022年 2月6日(日)

第62回 きさらぎ賞(G3)

中京競馬場 芝2000m 稍重

2月6日(日)中京競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
マテンロウレオ 2.00.5 8-8-7-7(先行) 35.0
ダンテスヴュー 2.00.5 ハナ 7-5-5-5(中団) 35.3
メイショウゲキリン 2.00.7 1  1/2 1-1-1-1(逃げ) 36.1

レースの上り:35.9


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 2.00.5 35.9 12.7 11.3 12.2 12.3 12.1 11.9 12.1 11.9 11.8 12.2
過去平均 2.01.41 35.3 12.8 11.4 12.9 12.7 12.3 12.0 11.9 11.7 11.6 12.1
0.6 -0.1 -0.1 -0.7 -0.4 -0.2 -0.1 0.2 0.2 0.3 0.1

 

今年も中京開催の「きさらぎ賞」なので、比較対象は古馬2勝クラスの良馬場平均。

 

3歳のこの時期で、古馬2勝クラスと遜色ないどころか、走破時計では稍重馬場ながら、おそよ1秒速い時計。

道中もほぼほぼ12秒前後の淀みのない流れからの上り3Fが35.9秒。

前に行った馬には少々きつい展開になったことは事実。

中団以降で脚を溜めた差し馬が、35秒台の上り時計で1、2着。

終いのキレと言うよりは、スピードの持続力、底力が問われたレースだったのではないか?


回顧

1着は2番人気のマテンロウレオ。

道中は中団のやや後ろ、7~8番手の内。

4角も7番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の頂上残り200mからはダンテスヴューと馬体を併せての叩き合い。

競り合いはゴール前まで続いたが、わずかにハナ差抜け出したマテンロウレオが勝利。

確実な末脚と、持続力のあるところも示した。

マテンロウレオの分析

 

2着は3番人気のダンテスヴュー。

道中は中団5番手あたりを追走。

4角も5番手で直線に向くと、直線は馬群の中ほどから追い上げに入り、残り200mでマテンロウレオと馬体を併せての追い比べ。

両者一歩も譲らなかったが、ゴール前はハナ差交わされての惜しい2着。

まあここは頭の上げ下げ、運がなかった。

この馬の場合はキレと言うより持続力、スタミナ。

もう少し前目の位置取りの方がいいような気がする。

ダンテスヴューの分析

 

3着は8番人気のメイショウゲキリン。

大外11番からハナを切る。

4角も後続に約1馬身の差をつけて直線に向き、直線も内ラチ沿いで粘りを見せて、坂を上りきってもまだ先頭。

さすがに、残り100mで上位2頭に交わされるが、ズルズルとは後退せずに、しっかりと3着は確保。

道中は決して楽な流れではなかった。

そこを逃げて3着に粘るあたり、今回はノーマークだったが、良い持続力とスタミナを持っていそうな感じ。

 

1番人気のストロングウィルは5着。

道中は先団3番手の外を追走。

4角も3番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げにかかり、坂を上りきって先頭のメイショウゲキリンを捉えるかに思えたが、そこから伸びを欠いて5着まで。

確かに前に行った組には厳しい展開となったが、メイショウゲキリンが3着に粘っている以上、この馬の5着は少し物足りない。

鞍上は緩い馬場を敗因に挙げたが、どうか?

ストロングウィルの分析