ストロングウィルのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。
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ストロングウィルのここまでの走り
21/12/4 2歳新馬
阪神 芝1800m(外)良
着順:2着(1.47.4・0.1差)
騎手:ルメール(55キロ)
大外11番から道中は先団3番手追走。
序盤は4頭がハナを競ってペースは速くなる。
中盤少し緩むが、残り800mからまたペースは上る。
ストロングウィルは道中終始外々を回り、4角は2番手の外で直線。
直線入口でも持ったままの抜群の手応えで、坂下あたりから追い出すが、内から伸びて来たラリュエルに足元をすくわれる感じで0.1差の2着。
道中そこそこ速い流れを終始外々からでも4角は持ったままの手応え。
直線は1頭になってフワフワしたとジョッキーの談話。
それが本当なら、力負けではない。
21/12/18 2歳未勝利
阪神 芝2000m(内)良
着順:1着(2.02.6・-0.2差)
騎手:松山弘平(55キロ)
外枠9番から道中は3番手。
3~4角で外を回って押し上げて行き、4角2番手、直線の入り口では早くも先頭に立つ。
終始余裕の手応えで、坂の途中で抜け出すと、そのまま1馬身半の差をつけてゴール。
道中はスローで上りだけの競馬になったが、ここはまさに楽勝といった勝ち方。
時計は平凡だが、奥はありそう。
22/2/6 きさらぎ賞(G3)
中京 芝2000m 稍重
着順:5着(2.01.2・0.7差)
騎手:松山弘平(56キロ)
道中は先団3番手の外を追走。
4角も3番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げにかかり、坂を上りきって先頭のメイショウゲキリンを捉えるかに思えたが、そこから伸びを欠いて5着まで。
確かに前に行った組には厳しい展開となったが、メイショウゲキリンが3着に粘っている以上、この馬の5着は少し物足りない。
鞍上は緩い馬場を敗因に挙げたが、どうか?
22/3/19 若葉S(L)
阪神 芝2000m(内)稍重
着順:6着(2.01.1・0.9差)
騎手:浜中俊(56キロ)
道中は2番手追走。
4角も2番手で直線に向き、直線では逃げ粘るデシエルトを懸命に追うがその差は詰まらず。
逆に、坂の途中で後続に呑み込まれてしまった。
当日の馬場は重から稍重。
前走に引き続き緩めの馬場だったことに変わりはないが、緩い馬場は走らないのか?
ストロングウィルの脚質
先行力はありそうな馬。
先手を取って押し切る競馬がベストか?
緩い馬場に課題がありそう。
ストロングウィルの血統背景
父はシルバーステート(サンデー系ディープインパクト)。
母の父はゴールドヘイロー(サンデー系)。
シルバーステートは未勝利戦から4連勝でOP入りしたが、屈腱炎でOPクラスのレースに出ることなく引退を余儀なくされた馬。
しかしその初年度産駒ウォーターナビレラは早くも重賞「ファンタジーS」を勝ち、「阪神JF」でも3着に入った。
次走、アーリントンC(G3)に向けて
次走は4月16日(土)、阪神競馬場 芝1600m(外)で行われる「アーリントンC(G3)」。
まだ未知な面の多い馬だが、再度良馬場での走りを見てみたい。
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