結果

2024年 10月26日(土)

第67回 スワンS(G2)

京都競馬場 芝1400m(外)

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ダノンマッキンリー 1.20.5 11-11(中団後ろ) 34.0
オフトレイル クビ 17-16(後方) 33.1
トゥラヴェスーラ クビ 14-14(後方) 33.6

レースの上り:35.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7
今走 1.20.5 35.0 12.1 10.7 11.2 11.5 11.5 11.5 12.0
過去平均 1.20.70 34.6 12.3 10.9 11.5 11.5 11.5 11.3 11.8
0.4 -0.2 -0.2 -0.3 0.0 0.0 0.2 0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半3Fが速い分、上りの3Fで35秒を要してしまった消耗戦。

上位3頭が後方からの追い込み馬であり、上位2頭は斤量の軽い3歳牡馬。そしていずれも外差し。

レース当日は内目の馬場が荒れている状態。

最後の直線も内は伸びない。

なので道中前々で進めていた馬たちは、前半の速い流れと馬場の悪さからスタミナを大きく削がれて、残り200mで失速。

そこを後方から外を回した追い込み馬が、外差し馬場の利もあって上位に食い込んだ格好。

上位3頭は展開と馬場に恵まれたと考えてもよさそう。


回顧

1着は5番人気のダノンマッキンリー。

大外17番から、道中は中団のやや後ろ11番手の外目を追走。

4角も11番手の外で直線を向き、直線は馬群の大外寄りから追い上げに入り、なかなかの脚で伸びてきて、ゴール前で逃げ粘るウインカーネリアンを交わしてゴール。

展開がハマった感じ。

上がりがそこそこかかるといい馬。

 

2着は6番人気のオフトレイル。

スタートで出遅れて、道中は最後方追走。

4角も最後方から、直線は馬群の大外目寄りから追い上げに入り、残り200mから加速がついてグングンと伸びてきた。

出遅れた上に初めての短距離のペースとあって位置取りが最後方になったが、それが良かった。

この馬も展開がハマったのだろう。

短距離に適性があるか否かはまだ分からない。

オフトレイルの見立て

 

3着は13番人気のトゥラヴェスーラ。

道中は後方14番手。

4角も14番手の外で直線に向いて、直線は馬群の大外寄りから追い上げに入り、オフトレイルと一緒に伸びてはくるがクビ差の3着。

展開が味方した久しぶりの馬券圏内。

トゥラヴェスーラの分析

 

1番人気のクランフォードは13着。

道中は先団3番手から4角も3番手の内で直線。

直線は馬場の3分どころに進路を取って追い上げを計るが、3分どころでも馬場の外目と比べれば伸び方が全然違った。

初めての重賞挑戦だったが、ちょっとタフな流れとタフな馬場に巻き込まれて感じ。

この負けは仕方がないが、力のあるなしは、この内容ではちょっとまだ分からない。

 

2番人気のスズハロームは15着。

ゲート内で暴れて前扉を壊して外枠発送。

道中は勝ち馬の直後から競馬を進め、4角も13番手の大外で直線に向くが、直線では伸びてはこなかった。

今回はノーカウントでも仕方はない。

次走が正念場。

 

3番人気のアグリは10着。

道中2番手から4角も2番手。

直線も馬場の内目、2分どころから追い上げを計り、残り100mまでは粘りを見せていたが、残り100mで失速した。

タフな展開と馬場の中、前々からよく頑張っている。

今回は展開が向かなかっただけだろう。

1400mの距離ならまだこのクラスでも力は出せる。

アグリの分析