結果

2024年 9月8日(日)

第69回 京成杯オータムH(G3・ハンデ)

中山競馬場 芝1600(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
アスコリピチェーノ 1.30.8 9-9-8(中団) 32.7
タイムトゥヘヴン 1  1/4 15-15-14(後方) 32.4
サンライズロナウド 2-3-4(先行) 33.4

レースの上り:33.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.30.8 33.5 12.2 10.9 11.1 11.4 11.7 11.4 11.2 10.9
過去平均 1.32.28 34.9 12.5 11.1 11.1 11.4 11.4 11.4 11.5 12.0
-1.4 -0.3 -0.2 0.0 0.0 0.3 0.0 -0.3 -1.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

開幕週の野芝100%の中山。

昨日、今日と、レコードが連発しているように、馬場はかなり速い超高速馬場。

そんな中、当該レースは、序盤はやや速いものの、中盤から後半にかけては例年の良馬場平均とさほど変わらない。

これはもう、中だるみのスローと見ていい流れ。

ラスト200mの坂の上りは10.9秒という破格のラップ。

瞬発力の絶対値が高くなければ上位には食い込めない。

14番人気のタイムトゥヘヴンが2着に食い込んだが、この馬も末脚だけなら出せる馬。

およそ2年3か月ぶりの馬券圏内だが、末脚だけなら何度も上り1位を記録していた。

勝ったアスコリピチェーノは、3歳牝馬で55.5キロを背負って、1馬身1/4の差をつけて勝ち切った。

ゴール前など、まだ余裕すら感じられた。

「桜花賞」「NHKマイルC」ともに、勝ち馬とは差のない2着。

ひと夏を越して、また一回り強くなっているのかもしれない。


回顧

1着は1番人気のアスコリピチェーノ。

道中は中団9番手の外を追走。

4角は8番手の大外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の上りで先頭を捉えると、そのまま突き抜けてゴール。

道中終始外目を回る距離ロスもなんのその、2、3着の牡馬とは0.5キロ軽いだけの3歳牝馬が完璧の内容。

アスコリピチェーノの分析

 

2着は14番人気のタイムトゥヘヴン。

外枠15番からスタート出遅れて道中は後方15番手を追走。

4角は大外を回して直線に向くと、直線は馬群の大外から追い上げに入り、上3F32.4秒の豪脚を披露して2着。

レースの上り33.5秒を後方から2着に入った豪脚は大したものだが、それだけ先行勢に力がなかったとも言える。

タイムトゥヘヴンの分析

 

3着は3番人気のサンライズロナウド。

道中は先団2、3番手の内を追走。

4角は4番手の最内で直線に向いて、直線は馬場の内目から追い上げに入るが、ゴール前でタイムトゥヘヴンに交わされて頭差の3着。

勝ち馬は仕方ないにしても、タイムトゥヘヴンに交わされたのはいただけない。

切れ味勝負ではあまり信用できない馬なのだろう。

馬場も速すぎたのかもしれない。

 

2番人気のディオは6着。

道中は中団の前5番手を追走。

4角は4番手の内目で直線に向くが、直線では馬群に包まれ身動きできず。

進路を探して外目に出すが、そこで他馬にぶつかる不利もあった。

直線ではスムーズに行かなかったものの、スムーズでも3着があったかなかったか? というところだろう。