結果
2024年 11月30日(土)
第75回 チャレンジカップ(G3)
京都競馬場 芝2000m(内)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ラヴェル | 1.58.2 | 9-9-7-6(中団後ろ) | 35.0 |
② | ディープモンスター | 1 3/4 | 12-12-12-10(後方) | 35.0 |
③ | エアファンディタ | 3/4 | 14-14-14-15(後方) | 34.8 |
レースの上り:35.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.58.2 | 35.4 | 12.3 | 10.7 | 11.7 | 12.0 | 11.7 | 12.2 | 12.2 | 12.0 | 11.6 | 11.8 |
過去平均 | 1.59.26 | 34.8 | 12.7 | 11.4 | 12.6 | 12.3 | 11.7 | 12.0 | 11.7 | 11.4 | 11.5 | 11.9 |
差 | 0.6 | -0.4 | -0.7 | -0.9 | -0.3 | 0.0 | 0.2 | 0.5 | 0.6 | 0.1 | -0.1 |
(※ 京都芝2000mでの古馬の重賞はサンプルがないので、比較対象は阪神開催の「チャレンジC」過去5年の良馬場平均)
この比較を見るだけでも、レース全半はかなり速い。
京都2000mのコースは阪神コースに比べて前半に坂の上りがあるので、それを加味しても、やはり前半は速い流れと見るべきだろう。
その分上りはかかって35.4秒。
上位の3頭も、道中中団の後ろを追走していた勝ち馬と、道中後方待機の馬が2、3着を占めたところを見ると、やや後方有利の展開だった模様。
若干速めという馬場コンディションを差し引いても、レースはSPの持続力と底力が試された一戦だったと言えそう。
上りがかかって良いタイプが上位を占めた感じ。
回顧
1着は3番人気のラヴェル。
道中は中団のやや後ろ9番手を追走。
3~4角で順位を上げて行って、4角は6番手の中で直線。
直線は馬場の3~4分どころに進路を取って追い上げに入り、残り300mで先に先頭に立ったボルドグフーシュをあっさり交わして先頭に立つと、あとは後方から追い上げてきたディープモンスターを1馬身3/4離してゴール。
前走「エリザベス女王杯」が2馬身遅れの2着で、今回は1馬身3/4離しての1着。
おそらくこの馬、上りがかかって良いタイプなのだろう。
2着は6番人気のディープモンスター。
道中は後方12番手。
3~4角で外を回して進出を開始して、4角は10番手の外で直線。
直線は馬群の大外から追い上げに入り、良い脚で伸びてはくるが0.3差の2着まで。
この馬の大好きな流れになった。
今回は展開が向いた。
⇒ディープモンスターの分析
3着は13番人気のエアファンディタ。
道中は後方14番手。
4角は15番手の外を回して直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、良い脚で伸びて3着を確保。
もともと終いは出せる馬。
34.8秒の脚で届いてくれるのだから、展開が向いただけ。
1番人気のダノンエアズロックは7着。
道中は中団の前、好位の4~5番手。
4角は4番手の外目で直線に向き、直線は馬場の3~4分どころから追い上げに入るが、直線では粘りを欠いた。
外枠から道中外目を回る距離ロスはあったが、それよりも、タフな流れを前目で踏ん張ったスタミナのロスの方が大きかった感じ。
ただ、斤量の55キロを考えると、最後はもう少し踏ん張れてもいい。
今回は1番人気を背負ったが、次走あたりが正念場になりそう。
⇒ダノンエアズロックの見立て
2番人気のボルドグフーシュは4着。
道中は中団のやや後ろ、10番手あたりを追走。
3~4角で進出を開始して、4角は6番手の外で直線。
直線は馬群の外目から追い上げに入るが、伸びずバテずで弾けなかった。
約1年7か月ぶりの実戦ということもあるが、2000mの距離自体ちょっと忙しいのかもしれない。
いずれにしても叩いた次走は注目。
⇒ボルドグフーシュの分析