結果
2023年 4月23日(日)
第54回 読売マイラーズカップ(G2)
京都競馬場 芝1600m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | シュネルマイスター | 1.31.5 | 12-11(後方) | 32.9 |
② | ガイアフォース | クビ | 8-9(中団後ろ) | 33.2 |
③ | ソウルラッシュ | クビ | 7-5(中団) | 33.5 |
レースの上り:34.1
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.31.5 | 34.1 | 12.3 | 10.7 | 11.4 | 11.7 | 11.3 | 11.1 | 11.5 | 11.5 |
過去平均 | 1.32.22 | 33.7 | 12.4 | 11.1 | 11.5 | 12.1 | 11.5 | 11.3 | 10.9 | 11.5 |
差 | 0.4 | -0.1 | -0.4 | -0.1 | -0.4 | -0.2 | -0.2 | 0.6 | 0.0 |
(※過去平均=同コース(改修前)同レースの良馬場平均(過去5走))
リニューアル直後の開幕週。芝の状態は絶好のコンディションだったと推察する。
時計が速いのもそのためだろうが、上りが過去の良馬場平均よりはかかっていることから、道中の流れ自体はそこそこ流れていたと思われる。
改修工事によるコース形状の大規模な変更はないとされているが、テレビ中継で福永調教師は、4角が外に膨れにくくなっている、というような趣旨の発言をしていたことから、走破時計、上り時計は若干速くなってもおかしくはないとは思う。
それらのことを総合的に考えても、今年の「マイラーズC」は、SP持続力、瞬発力がそれぞれ発揮された、そこそこレベルの高い一戦だったように思う。
回顧
1着は1番人気のシュネルマイスター。
道中は後方12番手の外を追走。
4角は11番手の外目で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、上り最速32.9秒の脚でまとめて交わしてゴール。
位置取りは後方になったが、上りの3Fが34秒台に乗ってくれたおかげで何とか届いた。
このクラスでは横綱相撲だが、本番ではまだ確勝級とはいいがたい。
⇒シュネルマイスターの分析
2着は4番人気のガイアフォース。
道中は中団のやや後ろ、8番手あたりを追走。
4角は9番手の中ほどで直線に向き、直線は馬群の中ほどから外目にかけて進路を取って追い上げに入り、ゴール前ではまとめて交わす勢いだったが、外から来た勝ち馬のキレにクビ差屈しての2着。
初めての千六で十分に適性を示した。
上り時計は、自身のキャリアでも最速の33.2秒。
中距離より、マイルの方が向いている可能性はある。
⇒ガイアフォースの分析
3着は3番人気のソウルラッシュ。
外枠15番から、道中は中団7番手の外を追走。
4角は5番手まで順位を上げて直線。
直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、残り200mを切って先頭を射程圏に捉えたが、ゴール前では外から来た2頭に交わされての3着。
外枠からいい競馬はしているが、この馬にとっては、ちょっと時計が速すぎた。
⇒ソウルラッシュの分析
2番人気のジャスティンスカイは9着。
道中は後方11番手の内目を追走。
4角も11番手で、進路を外目に取って直線。
直線は馬群の外目から追い上げを計るが、伸びを欠いての9着。
敗因としては、道中の位置取りがちょっと後ろ過ぎたこと、時計が速すぎたこと、などが考えられる。
重賞クラスになると、終いの脚はそう期待できない感じもある。
前々から、SP持続力を生かした方がいいのかも?