結果
2023年 12月2日(土)
第57回 ステイヤーズS(G2)
中山競馬場 芝3600m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | アイアンバローズ | 3.45.4 | 1-1-1-1(逃げ) | 35.6 |
② | テーオーロイヤル | 2 1/2 | 6-6-7-7(中団) | 33.9 |
③ | マイネルウィルトス | クビ | 8-6-6-5(中団) | 34.2 |
レースの上り:35.6
ラップ分析
1着タイム | 序盤 | 中盤前 | 中盤 | 中盤後 | 上り | |
今走 | 3.45.4 | 51.2 | 49.8 | 25.8 | 50.8 | 47.8 |
過去平均 | 3.45.64 | 51.4 | 51.0 | 25.7 | 50.0 | 47.6 |
差 | -0.2 | -1.2 | 0.1 | 0.8 | 0.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
逃げたアイアンバローズが、基本的には前半で飛ばし、中盤でしっかり息を入れて後半に備えたというレース。
後続の馬としては、前半と中盤で楽をした分、後半1000mで一貫して11秒台のラップを刻み続けなければ上位を窺えない厳しい流れ。
逃げたアイアンバローズは、持ち前のスタミナをうまく配分してまんまと逃げきったかたちだが、2、3着馬はスタミナに加えてかなりのSPの持続力が求められた。
回顧
1着は8番人気のアイアンバローズ。
4枠7番からハナに立ち、巧妙なペース配分でまんまと逃げきった。
近走は不振にあえいでいたが、「ステイヤーズS」だけを見れば、ここ2年、そこそこの走りはしている。
人気の盲点になった感じ。
⇒アイアンバローズの分析
2着は2番人気のテーオーロイヤル。
道中は中団のやや前目、6番手あたりを追走。
2周目3~4角で先頭を猛追し、4角7番手の大外で直線に入る。
直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、残り200mで2番手のマイネルウィルトスは射程圏に捉えるが、先頭はまだ先。
ゴール前でマイネルウィルトスはクビ差交わすものの、勝ち馬には2馬身半離された。
この逃げを打たれては仕方がないが、自力で2着は確保した。
道中もう少し前目にいれば、また結果も違っただろう。
⇒テーオーロイヤルの分析
3着は3番人気のマイネルウィルトス。
道中は中団の前目、5~6番手を追走。
4角も5番手の外で直線に向いて、直線は馬場の2~3分どころから追い上げを計り、200m手前では良い感じで伸びてきたように見えたが、坂の上りでちょっと脚色が鈍った感じ。
やはりこの馬、直線急坂はあまりよくない。
⇒マイネルウィルトスの分析
1番人気のキングズレインは5着。
道中は6~7番手の内目を追走。
4角も7番手の外で直線に向いて、直線は2、3着馬の後ろから追い上げに入り、坂の上りまではこの2頭に食らいついていたが、坂の上りで甘くなった。
掲示板確保は大健闘かもしれないが、まだこの距離、このクラスでは力が足りない感じ。