2021年4月11日【桜花賞】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、サトノレイナスの好走パターンを分析。
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サトノレイナスの距離適性
サトノレイナスはこれまでに芝1600m~芝2200mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1600m(2-2-0-0)
他の距離は走ってみないと分からないが、全兄サトノフラッグは中距離~3000mまでこなしている。
サトノレイナスの脚質
ここまで4戦連続で出遅れている。
スタートが悪ので、控えて終いを生かす競馬がメイン。
しかし、終いのキレはかなり強烈でしかも確実。
サトノレイナスのコース適正
サトノレイナスの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(未)
- 新潟(未)
- 東京(1-0-0-0)
- 中山(1-0-0-0)
- 中京(未)
- 京都(未)
- 阪神(0-2-0-0)
- 小倉(未)
現状では出遅れが多いため、テンが速くなりやすいコース形態には注意が必要かもしれない。
サトノレイナスの持ち時計(ベストタイム)
サトノレイナスの持ち時計は次の通り;
- 芝1600m:1.31.1 2着(クビ差・阪神)
速い時計も厭わないが、後方からの追い込みでは、後手を踏むケースも多くなるだろう。
サトノレイナスの重馬場適正
サトノレイナスの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(1-0-0-0)
- 重(未)
- 不良(未)
末脚を削がれる道悪は、決してプラスには働かないと思う。
サトノレイナスの鉄砲実績(休み明け)
サトノレイナスの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(1-2-0-0)
叩いてからは;
- 2戦目(未)
- 3戦目(未)
- 4戦目(未)
- 5戦目~(未)
サトノレイナスのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(未)
- 中3~5週(未)
- 中6~8週(未)
サトノレイナスの枠順適正
サトノレイナスの枠番別着度数は;
- 1~4番(1-0-0-0)
- 5~9番(1-1-0-0)
- 10~14番(未)
- 15~18番(0-1-0-0)
出遅れの多い馬なので、極端な外枠では位置取りがさらに悪くなる。
サトノレイナスの季節別着度数
- 12~2月(冬):(0-1-0-0)
- 3~5月(春):(0-1-0-0)
- 6~8月(夏):(1-0-0-0)
- 9~11月(秋):(1-0-0-0)
サトノレイナスの斤量別着度数
- 54キロ(2-1-0-0)
- 55キロ(0-1-0-0)
サトノレイナスの好走体重
3着以内の体重は;
- 472~476キロ
サトノレイナスの血統背景
父はディープインパクト(サンデー系)。
母の父はノットフォーセール(ナスルーラ系グレイソヴリン)。
全兄に2020年の「弥生賞」を制し、「菊花賞」は3着に入ったサトノフラッグ。
ディープインパクトとノットフォーセールの組み合わせでは、ダノンファンタジーが2018年の「阪神JF(G1・阪神芝1600m)」を勝っている。
サトノレイナスのここまでの走り
20/6/7 2歳新馬
東京 芝1600m 稍重
着順:1着(1.37.7・-0.1差)
騎手:ルメール(54キロ)
やや出遅れて道中は中団の外。
レースの展開はスロー。
4角5番手から、直線は外目を突いて伸びてきて、ゴール前きっちり差し切ってゴール。
特に強調材料のない、新馬戦なりの勝利。
20/10/4 サフラン賞(1勝C)
中山 芝1600m 良
着順:1着(1.35.2・-0.2差)
騎手:ルメール(54キロ)
スタート出遅れて最後方から。
道中のペースはスロー。
4角9番手から、直線は馬群の外目から追い上げての差し切り勝ち。
外差し馬場も有利に働いた。
20/12/13 阪神JF(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:2着(1.33.1・ハナ差)
騎手:ルメール(54キロ)
スタート少し出遅れたが、二の脚で中団まで取り付く。
道中は中団9番手、ソダシの後ろをピッタリとマーク。
4角8番手、ソダシの直後で直線に向く。
直線坂下までは少し反応が鈍かったが、坂の上りからは馬場の内目を鋭い脚で追い込んで、ゴール前、ソダシを捉えたかのように見えたが、ハナ差届かずの2着。
実力伯仲、今回はソダシの勝負根性に軍配。
⇒2020年 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)のラップ分析&回顧
21/4/11 桜花賞(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:2着(1.31.1・クビ差)
騎手:ルメール(55キロ)
大外18番枠から、発馬1馬身の出遅れもあって道中は後方。
4角も後方16番手の外から直線に入り、直線は馬群の外目からもの凄い脚で追い込んで来るが、クビ差及ばずの2着。
枠順がもう少し内目なら・・・というレースだが、これも競馬。
次走、東京優駿(日本ダービー・G1)に向けて
次走は5月30日(日)、東京競馬場 芝2400mで行われる「日本ダービー(G1)」。
近年の牡馬と牝馬の力関係を考えると、牡馬と2キロの斤量差がつくのなら、「日本ダービー」選択も悪くはないと思う。
問題は距離。
これまでオール1600mで、一気の800m延長がどうでるかだが、それは「オークス」でも同じこと。
後ろから行く馬なので、折り合いにはさほど苦労しないだろうから、距離さえ持てば、強烈な末脚はここでも十分通用すると思う。