セイウンハーデスのキャリアはまだ浅いので、近走のみを振り返る。
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セイウンハーデスの近走
22/5/7 プリンシパルS(3歳・L)
東京 芝2000m 良
着順:1着(1.59.0・-0.1差)
騎手:幸英明(56キロ)
道中は中団馬群の前目、4~5番手を追走。
4角は3番手の内で直線に向くと、直線は馬群の外に進路を取って追い上げに入り、坂の上りで先頭を射程圏に捉えると、坂を上って残り200mで先頭に立ち、外からキングスパレスの追撃を半馬身差凌いでゴール。
好位抜け出しの強い内容だが、走破時計、上りの脚に特筆すべき点は認められない。
22/5/29 東京優駿(G1)
東京 芝2400m 良
着順:11着(2.23.9・2.0差)
騎手:幸英明(57キロ)
【レース前寸評】
強調材料がみあたらない。
【結果】
道中は中団馬群の前目、7番手の最内を追走。
4角は5番手の最内で直線に向き、直線は馬場の内目から粘り込みを計るが、坂を上りきったあたりから脚色が鈍った。
まあ、力通りの走りではないか。
⇒2022年 東京優駿(日本ダービー・G1)のラップ分析&回顧
22/9/19 セントライト記念(G2)
中山 芝2200m(外)稍重
着順:4着(2.12.7・0.9差)
騎手:幸英明(56キロ)
【レース前寸評】
ここではまだちょっと足りないと思うが・・・。
【結果】
道中は2番手追走。
4角も2番手で直線に向くが、早々に1、2着馬に引き離されて、坂の上りでは3着馬にあっさりと交わされた。
4着は健闘というよりも展開の利だろう。
22/10/23 菊花賞(G1)
阪神 芝3000m(内)良
着順:17着(3.07.6・5.2差)
騎手:幸英明(57キロ)
【レース前寸評】
ここはまだ力が足りないだろう。
【結果】
5枠10番からスタート良くハナに立つ。
前半1000mの通過が58.7秒のハイラップ。
しかし案の定、4角ではもう一杯一杯。
レコード決着の立役者、レースを盛り上げた「敢闘賞」もの。
セイウンハーデスの脚質
先行力のある馬で、好位抜け出しの競馬で好走。
掲示板を外したのは「日本ダービー」の一鞍のみ。
ただ、好走したレースも、レース内容的に特筆すべきところがないだけに、今後上のクラスでも安定した走りが継続できるか否かは未知数。
セイウンハーデスの血統背景
父はシルバーステート(サンデー系ディープインパクト)。
母の父はマンハッタンカフェ(サンデー系/菊花賞、有馬記念、春天)。