クイーンズウォークの脚質
道中控えて、直線で終いの脚を伸ばしてくる競馬。
その末脚は強烈だが、一気に道中のペースが上がった「桜花賞」では脆さを見せた。
道中緩い流れからの瞬発戦では結果を残せているが、道中ペースアップした中で、その末脚はどこまでキレを見せられるか?
クイーンズウォークの血統背景
父はキズナ(サンデー系ディープインパクト/日本ダービー、毎日杯、京都新聞杯、産経大阪杯)。
母の父はハーリントン(ミスプロ系ファピアノ)。
ハーリントンは米国で走り、ダート重賞で活躍。主要距離はダートの中距離。
クイーンズウォークの前走
24/9/15 ローズS(G2)
中京 芝2000m 稍重
着順:1着(1.59.9・-0.2差)
騎手:川田将雅(55キロ)
1枠2番から道中は中団6番手の外目。
4角は6番手の外で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の頂上で先頭を射程圏に捉えると、ゴール前で鮮やかに差し切ってゴール。
道中2、3番手の馬に残られてもおかしくない展開だったが、そこは力の差で差し切った。
緩い流れで終いが切れるのは分かっているが、締まった流れでも同じように末脚を炸裂させることができるのか否か?
24/10/13 秋華賞(G1)
京都競馬場 芝2000m(内)良
着順:15着(1.59.6・2.5差)
騎手:川田将雅(55キロ)
スタートで躓いて、序盤は後ろから2頭目、13番手を追走。
向正面中間あたりから、外目を回して進出を開始して、3角9番手、4角7番手の大外で直線に向くが、直線では脚が残っていなかった。
スタートの失敗がすべてだったような感じだが、この馬の場合、タフな流れでどれだけ走れるかが課題だっただけに、3着馬のように、じっくり溜めてから直線に向いてもよかったかもしれない。