マテンロウオリオンのキャリアはまだ浅いので、近走のみを振り返る。

マテンロウオリオンのここまでの走り

21/12/12 2歳新馬

阪神 芝1600m(外)良

着順:2着(1.35.3・0.2差)

騎手:太宰啓介(55キロ)

6枠11番から道中は2~3番手。

4角は2番手で直線に向くと、直線は残り300mあたりで先頭に立ち、坂の上りで突き放しにかかるが、外から追い上げて来たエバーシャトネーにゴール前で交わされて2着。

序盤は緩い流れも、残り800mからペースは上がった。

最後は勝ち馬の決め手に屈したが、3着には2馬身半離しており、まずまずの走り。

21/12/25 万両賞(2歳1勝C)

阪神 芝1400m(内)良

着順:1着(1.21.9・クビ差)

騎手:横山典弘(55キロ)

未勝利戦を飛ばして1勝クラスの格上挑戦。

6枠6番からスタートで出遅れて道中は最後方からの競馬。

道中は集団馬群からは4~5馬身離れた最後方から、4角はなんとか馬群に取り付いて、最後方の大外を回して直線。

直線は馬群の大外から猛烈な追い上げを見せ、ゴール前で先頭をクビ差交わしてゴール。

上りの脚は破格の33.4秒の脚。

道中の流れは決して速くはなく、直線も先頭が止まっている感じもない。

にも関わらず、最後方からスパッと差し切った末脚はかなり評価できる。

ただし、当日は前週に引き続き外差しが決まりやすい馬場だったこともある。

2021年12月25日 阪神競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

最後の直線、マテンロウオリオンだけが一番キレイな大外の馬場を追い上げてきていることは確か。

【期待される能力】

  • 瞬発力

22/1/9 シンザン記念(G3)

中京 芝1600m 良

着順:1着(1.34.1・クビ差)

騎手:横山典弘(56キロ)

6枠10番から道中は先団3~4番手の内。

4角も3番手の内で直線に向き、直線は馬場の最内から追い上げい入り、坂の上りで先頭に立つと、外から追い上げて来たソリタリオの追撃をクビ差しのいでゴール。

前走の鋭い末脚から一転、今走は前々からの好位差し切り。

どこからでも競馬ができる自在性を示した格好だが、レースのレベルとしてはどうか?

2022年 シンザン記念(G3)のラップ分析&回顧

22/4/9 ニュージーランドT(G2)

中山 芝1600m 良

着順:2着(1.33.5・頭差)

騎手:横山典弘(56キロ)

道中は中団のやや後ろ、5番手を追走。

3角では少しかかり気味に見えたが、これを抑えて、4角は7番手の大外から直線へ。

直線は馬群の外から強烈な追い上げを見せるが、頭差捉えきれずに2着まで。

休み明け。叩いてからということならまずまずの走りか。

2022年 ニュージーランドT(G2)のラップ分析&回顧

22/5/8 NHKマイルC(G1)

東京 芝1600m 良

着順:2着(1.32.3・クビ差)

騎手:横山典弘(57キロ)

スタートやや出遅れて道中は後ろから2頭目、17番手を追走。

4角は16番手の大外に出して直線に向き、直線も馬群の大外から脚を伸ばしてくるが、クビ差届かずの2着。

1番枠でもあり、出遅れの程度もそんなに大きくはないことから、この騎乗はキメ打ちした可能性が高い。

嵌れば喝采だが、この極端な騎乗、クビ差の2着でどうか?

2022年 NHKマイルカップ(G1)のラップ分析&回顧


マテンロウオリオンの脚質

前からでも後ろからでも競馬は可能。

持続力、末脚ともにそこそこある感じ。


マテンロウオリオンの血統背景

父はダイワメジャー(サンデー系/皐月賞、秋天、マイルCS連覇、安田記念)。

母の父はキングカメハメハ(ミスプロ系キングマンボ/NHKマイルC、日本ダービー)。

母方の5代前、サニーコーヴを祖とする牝系は、欧州、日本で多くの重賞ウイナーを輩出する名門牝系。

このファミリーの日本での活躍馬には、ネオユニヴァース(皐月賞、ダービー、産経大阪杯)、レディパステル(オークス、中山牝馬S、府中牝馬S)がいる。

レディパステルはマテンロウオリオンの母の母。

次走、東京優駿(日本ダービー・G1)に向けて

次走は5月29日(日)、東京競馬場 芝2400mで行われる「東京優駿(日本ダービー・G1)」。

前走「NHKマイルC」からのローテは、過去20年で(3-1-1-41)。

馬券になっている馬はすべて、過去に芝中距離重賞での連対があった。

マテンロウオリオンはこれまでに、中距離以上を走った経験すらない。

 

⇒その他、日本ダービー(G1)の出走馬を分析