結果
第61回 きさらぎ賞(G3)
中京競馬場 芝2000m 良
クッション値:10.0(やや硬め)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ラーゴム | 2.01.0 | 3-3-3-2(先行) | 35.4 | |
② | ヨーホーレイク | 2.01.0 | クビ | 9-9-9-9(中位後) | 34.9 |
③ | ランドオブリバティ | 2.01.6 | 3 1/2 | 10-10-10-10(後方) | 35.3 |
レースの上り:35.6
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 2.01.0 | 35.6 | 13.1 | 11.6 | 12.7 | 12.0 | 11.8 | 11.9 | 12.3 | 11.9 | 11.5 | 12.2 |
過去平均 | 2.01.41 | 35.3 | 12.8 | 11.4 | 12.9 | 12.7 | 12.3 | 12.0 | 11.9 | 11.7 | 11.6 | 12.1 |
差 | 0.3 | 0.3 | 0.2 | -0.2 | -0.7 | -0.5 | -0.1 | 0.4 | 0.2 | -0.1 | 0.1 |
※ 今年の「きさらぎ賞」は中京開催なので、過去の平均がないため、中京芝2000mの古馬2勝クラスの良馬場平均21鞍分を比較対象とした。
冬の中京開催も最終週となり、芝の状態はかなり傷んでいた様子。
そんな中で、スローペースになることが多い中京芝2000mの上り基調の前半において、このレースの前半、特にLap4、Lap5はそこそこ速いラップを刻んでいる。
その分、ペースアップして行く下り基調の後半部分のラップがややおとなし目。
しかしそこでひと息入ったのか、急坂部分のLap9は11.5秒で駆け上り、最後の200mも12.2秒でまとめた。
荒れた馬場状態を考えても、道中は決して楽なペースではなかったのではないか。
レース全体としては、そこそこのスタミナ、パワーは要求されていたように思う。
回顧
1着は3番人気のラーゴム。
道中は3番手、4角は2番手で直線に向くと、直線では坂の上りで先頭を捉えると、ゴール前外から追い上げてきたヨーホーレイクの強襲を振り切ってゴール。
馬場も展開もこの馬には合っていた感じだが、それでも抜群の安定感。
持久系能力の高さを示した。
⇒ラーゴムの分析
2着は2番人気のヨーホーレイク。
道中は後方で脚を溜めて、4角も後方9番手の外。
直線も馬群の外を鋭く伸びては来るが、クビ差届かず2着。
終いの安定感は大したものだが、この展開、大外から追い込んで来たのなら差し切りたかった。
ラーゴムのスタミナが優ったのか? この馬の末脚が劣ったのか?
⇒ヨーホーレイクの分析
3着は1番人気のランドオブリバティ。
スタート直後に挟まれてポジションは取れず、道中は馬群から離れた後方から。
3~4角でペースを上げて、4角では前の馬群に追いついて、4角10番手で直線に向く。
直線も馬群の外目から追い上げてくるが、長く脚を使っていた分最後の脚色は冴えず3着まで。
逸走せずにしっかりと4コーナーを回ってこれたことは良かったが、そんなことに満足しているレベルの馬ではないはず。
やはりこの馬、前に行ってナンボ。
次走に期待。
⇒ランドオブリバティの分析