2023年3月12日【金鯱賞】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、フェーングロッテンの好走パターンを分析。
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フェーングロッテンの距離適性
フェーングロッテンはこれまでに芝1800m~芝3000mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1800m(1-0-1-0)
- 芝2000m(2-2-2-2)
- 芝2200m(0-0-1-0)
- 芝3000m(0-0-0-1)
千八では強い競馬がある。
現状ではベストは中距離。
フェーングロッテンの脚質
前目につけて押し切る競馬。
そこそこ長く良い脚も出せるSP持続型だが切れ味勝負では後手。
負けるときは大きく負けるムラっぽさは不安材料だが、ブリンカーを着け始めて戦績は安定してきた感じ。
フェーングロッテンのコース適正
フェーングロッテンの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(1-0-0-0)
- 新潟(0-0-1-0)
- 東京(未)
- 中山(0-0-1-0)
- 中京(1-2-1-1)
- 京都(未)
- 阪神(1-0-0-2)
- 小倉(0-0-1-0)
コースの巧拙はまだなんとも言えない。
フェーングロッテンの持ち時計(ベストタイム)
フェーングロッテンの持ち時計は次の通り;
- 芝1800m:1.46.7 1着(福島)
- 芝2000m:1.59.3 3着(新潟)
- 芝2200m:2.15.6 3着(中京)
- 芝3000m:3.06.2 15着(阪神)
現状では速い時計はない。
フェーングロッテンの重馬場適正
フェーングロッテンの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(未)
- 重(0-0-1-0)
- 不良(未)
重馬場の3着も1.5差だけに、まだなんとも言えない。
フェーングロッテンの鉄砲実績(休み明け)
フェーングロッテンの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(0-0-2-0)
叩いてからは;
- 2戦目(1-1-0-0)
- 3戦目(1-0-0-0)
- 4戦目(0-0-1-0)
- 5戦目~(0-0-0-1)
フェーングロッテンのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(0-1-0-1)
- 中3~5週(2-0-0-1)
- 中6~8週(1-1-1-1)
フェーングロッテンの枠順適正
フェーングロッテンの馬番別着度数は;
- 1~4番(2-0-1-0)
- 5~9番(1-0-1-2)
- 10~14番(0-2-1-0)
- 15~18番(0-0-1-1)
フェーングロッテンの斤量別着度数
- 53キロ(0-0-1-0)
- 54キロ(0-1-1-0)
- 55キロ(2-0-0-1)
- 56キロ(1-0-2-1)
- 57キロ(0-1-0-1)
フェーングロッテンの季節別着度数
- 12~2月(冬):(0-0-1-2)
- 3~5月(春):(1-1-1-0)
- 6~8月(夏):(1-0-0-0)
- 9~11月(秋):(1-1-2-1)
フェーングロッテンの好走体重
3着以内の体重は;
- 466~486キロ
フェーングロッテンの血統背景
父はブラックタイド(サンデー系/スプリングS)。
母の父はキングヘイロー(ND系リファール/高松宮記念、皐月賞2着、マイルCS2着)。
半兄にピクシーナイト(スプリンターズS)。
近親に「クイーンカップ(G3・芝1600m)」、「キーンランドカップ(G3・芝1200m)」、「福島記念(G3・芝1800m)」を勝ったウキヨノカゼ。
フェーングロッテンの近走
22/7/3 ラジオNIKKEI賞(G3・ハンデ)
福島 芝1800m 良
着順:1着(1.46.7・-0.2差)
騎手:松若風馬(55キロ)
序盤は中団6番手の最内。
向正面で順位を上げて、3角は先団4番手の内、4角は3番手の内で直線。
直線も馬場の最内から追い上げて行き、残り200mでは逃げ粘るショウナンマグマに並びかけようとするが、ショウナンマグマもなかなか抜かせない。
しかしゴール前、ショウナンマグマが少し甘くなったところを半馬身交わしてゴール。
レース中盤そこそこ流れていたが、そこから順位を押し上げて行っての差し切り勝ち。
長く良い脚、SP持続力は本物。
⇒2022年 ラジオNIKKEI賞(G3)のラップ分析&回顧
22/9/4 新潟記念(G3・ハンデ)
新潟 芝2000m(外)良
着順:3着(1.59.3・0.4差)
騎手:松若風馬(53キロ)
【レース前寸評】
二千の距離に一抹の不安。しかし3歳馬なので、ハンデの恩恵があるならしのぎ切れるかも。
【結果】
道中は先団3番手。
4角も3番手で直線に向くと、直線は進路を外目に取って追い上げに入り、途中で後続に呑み込まれそうになりながらもゴール前再度盛り返して3着を確保。
緩い流れの先団にいて、斤量も53キロなら、まだ力の有り無しはこのレースだけでは判断し辛い。
ただ、二千の距離が問題ないのだけは分かった。
22/10/23 菊花賞(G1)
阪神 芝3000m(内)良
着順:15着(3.06.2・15差)
騎手:松若風馬(57キロ)
【レース前寸評】
ブリンカーを着けてからは堅実な走りを続けている。
能力はそこそこ高そうだが、距離に関しては未知数。
【結果】
外枠16番から、道中は中団馬群9番手の外。
4角は9番手の大外で直線に向くが、直線入口ではすでに一杯。
外枠から道中終始外目を回った。
距離も向いていないのだろう。
23/1/5 中山金杯(G3・ハンデ)
中山 芝2000m(内)良
着順:3着(2.00.2・ハナ-アタマ差)
騎手:松若風馬(56キロ)
3枠5番からハナへ。
そこそこ落ち着いた流れに持ち込んで、後半も残り400mまでスパートせずに、残り400mから追い出しにかかって、ハナ-頭差の3着に粘った。
他馬にあまり絡まれなかったのもよかったのだろう。
23/3/12 金鯱賞(G2)
中京 芝2000m 良
着順:2着(1.59.9・0.1差)
騎手:松若風馬(57キロ)
7枠10番からハナへ。
前半1000mの通過が60.9秒といい感じのマイペースに持ち込んで、4角も先頭で直線。
直線も内ラチ沿いを手ごたえ良くいい粘りを見せていたが、ゴール前で勝ち馬の決め手にわずかに屈して2着まで。
最後はキレに屈したが、この馬の競馬はできている。