ケープコッドのキャリアはまだ6戦だけなので、近走だけを振り返る。
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ケープコッドの近走
19/7/6 2歳未勝利(牝馬)
函館 芝1200m 良 8頭
着順:1着(1.09.9・-0.9差)
騎手:吉田隼人(54キロ)
大外8番ゲートから外からジワジワ上げて2番手追走。
このクラスとしてはそこそこ締まったラップ。
直線に向いて、楽な手応えで先頭に立つと、終始余裕のノーステッキでゴール。
後続には5馬身つける圧勝。
このクラスでは力が違う。
19/9/1 すずらん賞(2歳・OP)
札幌 芝1200m 良 14頭
着順:1着(1.10.7・-0.2差)
騎手:吉田隼人(54キロ)
1枠1番から、出足はイマイチながら、押して行ってハナを切る。
抜群の手応えで4角を回って直線に入ると、ここも余裕の手応え。
鞍上が後続をチラッと確認して、ラスト1、2発気合のムチを入れただけでグンとつき離して楽勝。
ここでも力が違った。
19/11/2 ファンタジーS(2歳・G3)
京都 芝1400m 良 15頭
着順:6着(1.21.4・0.7差)
騎手:吉田隼人(54キロ)
今走は控えた感じで中団にポジションを置く。
4角9番手で直線は内を突くが、思うようには伸びて来ない。
鞍上は「休み明け」を匂わし、陣営は「仕上がり途上」とコメント。
初めての長距離輸送もあり、何かと万全ではなかったかもしれないが、1400mの距離が長いのか否かはよく分からない。
19/12/21 クリスマスローズS(2歳・OP)
中山 芝1200m 良 14頭
着順:1着(1.08.9・ハナ差)
騎手:ムーア(55キロ)
大外14番ゲートから中団にポジションを取る。
4角は6番手で直線に向くと、狭い馬群の間を割って抜け出してくると、坂でグングンと先頭との差を詰め、ゴール前ハナ差交わしての勝利。
鞍上のムーアは「1200mは忙しい、理想は1400m」とコメント。
いずれにしても、中山1200mでは不利とされる外枠からの勝利。
狭いところを割ってきたレースぶりも評価できる。
20/3/15 フィリーズレビュー(G2)
阪神 芝1400m(内)稍重 18頭
着順:8着(1.21.9・0.9差)
騎手:M・デムーロ(54キロ)
道中は中団の前、6番手あたりを追走。
直線は馬群の外目に進路を取るが、伸びてこない。
道中は外々、4角も大外を回った距離ロスが響いたか。
脚質も前々から攻めた方がいいと思う。
ケープコッドの見立て
適距離は現状では1200mまでだろう。
1200mでは底を見せておらず、勝ち方も強い勝ち方。
1400mも内枠を引いて内々を回る展開ならギリギリ持ちそう。
脚質は、ダイワメジャー産駒ということもあり、前目につけて、スピード持続力を生かす競馬の方が良いと思う。
ケープコッドの次走
次走は阪神芝1600mで行われる、牝馬クラシックの第一戦「桜花賞(G1)」。
1600mは長いだろう。