結果
第56回 北九州記念(G3・ハンデ)
小倉競馬場 芝1200m 稍重
クッション値:8.7(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ヨカヨカ | 1.08.2 | 3-3(先行) | 34.4 | |
② | ファストフォース | 1.08.4 | 1 1/4 | 3-3(先行) | 34.7 |
③ | モズスーパーフレア | 1.08.4 | クビ | 1-1(逃げ) | 35.2 |
レースの上り:35.0
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | |
今走 | 1.08.2 | 35.0 | 11.7 | 10.6 | 10.9 | 11.2 | 11.7 | 12.1 |
過去平均 | 1.07.62 | 34.8 | 11.7 | 10.2 | 10.9 | 11.4 | 11.5 | 11.9 |
差 | 0.2 | 0.0 | 0.4 | 0.0 | -0.2 | 0.2 | 0.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
午前中から雨が降り続き、「稍重」で堪えてきた馬場も、このレースあたりからはさすがに「重」に近い状態だったのではないか。
レースはそんな稍重馬場なりの緩い流れ。
馬場自体は完全な外差し馬場になっていたが、前を行く馬も、向正面、3~4角、直線と、外々を回らざるを得ない状況なので、外差し云々と言うことではなく、単純に前有利の馬場。
このレースに関しても、ペースもそれほど上がらなかったために、前にいた馬が当然有利な展開となった。
先行力と道悪適正が求められたレース。
回顧
1着は5番人気のヨカヨカ。
外枠17番から道中は3番手。
道中は馬場の悪い内目を避けて、外目を通るポジショニング。
4角も3番手ながら内を大きく開けて回ってくると、直線も馬場のかなり外側から追い上げてきて、内ラチ沿いを走って逃げるモズスーパーフレアをゴール前で捉えきってゴール。
先行力に加えて道悪の上手さ、そして51キロの斤量がうまくかみ合った勝利。
⇒ヨカヨカの分析
2着は4番人気のファストフォース。
この馬も道中は3番手。
馬場の内目を大きく開けて、勝ったヨカヨカと同じようなポジショニング。
4角も3番手で直線に向くと、直線はヨカヨカの内側をヨカヨカと一緒になって追い込んで来たが、ゴール前は4キロの斤量差からか、ヨカヨカに約1馬身離されての2着。
前走は大レコードでの勝利で、今走は道悪競馬で2着を死守。
今後の短距離路線で面白い存在になりそうな一頭だが、小倉以外でどうか?
⇒ファストフォースの分析
3着は2番人気のモズスーパーフレア。
6枠12番から注文通りのハナへ。
内が悪い馬場状態ながら、内ラチに頼らないと走り辛いのか、終始馬場の内目を走行。
4角も先頭で直線に向き、直線も一貫して内ラチ沿いを逃げていたが、ゴール前、外からの2頭に差されての3着。
牝馬の56.5キロで、この馬場で終始内ラチ沿いを走っての3着。
直線で馬場の外目を選択できないのは弱点と言えば弱点だが、それでも力のあるところは十分に示せたのではないか。
⇒モズスーパーフレアの分析
1番人気のジャンダルムは7着。
スタートが上手くいかなかった感じで序盤から後手に回り道中は後方12番手。
4角も13番手で直線に向き、馬群の大外から良い脚で追い込んでくるが、あの位置取りからだと7着が精一杯。
スタートに尽きる。
⇒ジャンダルムの分析
3番人気のアウィルアウェイは14着。
道中は後方12~13番手あたり。
4角も後方14番手で直線に向くが、直線では良い脚は出せず。
この馬は道悪はダメ。
⇒アウィルアウェイの分析