結果

第69回 中京記念(G3・ハンデ)

小倉競馬場 芝1800m 良

クッション値:9.1(標準)

7月18日 小倉競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
アンドラステ 1.46.2 4-3-4-2(先行) 34.3
カテドラル 1.46.3 3/4 9-9-9-8(後方) 33.7
クラヴェル 1.46.3 クビ 10-10-10-10(後方) 33.5

レースの上り:34.7


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.46.2 34.7 12.5 11.3 12.1 12.0 12.0 11.6 11.5 11.5 11.7
過去平均 1.46.48 35.6 12.3 11.2 11.9 11.8 11.8 11.9 11.7 11.6 12.3
-0.9 0.2 0.1 0.2 0.2 0.2 -0.3 -0.2 -0.1 -0.6

 

今年の「中京記念」は小倉開催なので、比較対象は冬の小倉の重賞「小倉大賞典(G3・ハンデ)」。

夏と冬では芝の種類も違うので、単純に比較はできないが、とりあえず参考程度に。

オーバーシードで行われる冬の小倉の芝よりも、道中のペースはまだ緩い。

これは完全にスローペース。

案の定、3角手前からレースは動き、上り3Fも34.7秒。

レースとしては前が有利な緩めの展開となったが、2、3着は後方からの差し馬が食い込んで来た。

前で残れなかった馬は、力量や適性、調子などに問題があったのかもしれない。

いずれにしてもそんなに内容のあるレースレベルではなかった印象。


回顧

1着は1番人気のアンドラステ。

道中は先団3~4番手。

4角は2番手の内で直線に向くと、直線では早々に先頭に立ち、ゴール前はカテドラルの猛追を振り切ってゴール。

好位差し切りの強い競馬だが、緩い展開、先行有利の馬場状態も味方した感じ。

アンドラステの分析

 

2着は6番人気のカテドラル。

スタートひと息だが、位置取りはそれほど後ろにはならない。

4角は8番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外目から鋭い末脚でアンドラステに0.1秒差の2着。

久々の千八にもしっかりと対応してきた。

近走では道中の位置取りがあまり後ろになりすぎないので、これくらいのクラスなら着順が安定してきた。

カテドラルの分析

 

3着は5番人気のクラヴェル。

道中は後方10番手でじっと脚を溜める。

4角も後方10番手で直線に向くと、直線は馬場の内目に進路を取って猛追するが3着まで。

前走は大外一気で今回は内ラチ沿いを猛追。

このクラスでこのハンデなら確実に飛んで来る印象だが、前走も今走も、レースのレベルはたいして高くはない。

クラヴェルに分析

 

2番人気のボッケリーニは6着。

道中は中団の前、4~5番手。

4角は順位を落として7番手の外で直線。

直線は馬群の外目から追い上げを計るが、良い脚は出せず。

トップハンデの57キロを背負っていたとは言え、少し精彩を欠いた走り。

デビュー2戦目から続いていた5着以内もここで途切れた。

スローの瞬発力勝負では後手を踏むと言うことか?

ボッケリーニの分析

 

3番人気のロータスランドは5着。

道中は2番手追走。

4角も2番手で直線に向くが、直線では粘りが効かずに5着。

これくらいのペースならもう少し粘りが効いても良さそうなものだが・・・。

鞍上は「初めてのコーナー4つに戸惑った」とコメントを残しているが、少し不器用な馬なのかもしれない。

ロータスランドの分析