結果

第68回 トヨタ賞中京記念(G3・ハンデ)

阪神 芝1600m(内)良 18頭

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
メイケイダイハード 1.32.7 11-7(中団) 34.8
ラセット 1.32.7 クビ 16-17(後方) 33.9
エントシャイデン 1.32.8 クビ 12-12(中団) 34.7

レース上り:35.2秒


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.32.7 35.2 12.3 10.5 11.2 11.8 11.7 11.3 11.4 12.5
過去平均 1.32.6 34.2 12.5 11.1 11.5 11.7 11.7 11.2 11.2 11.8
1.0 -0.2 -0.6 -0.3 0.1 0.0 0.1 0.2 0.8

(※過去平均=同コースのOP良馬場平均(過去22走))

今年の中京記念は阪神競馬場での開催になったので、過去の平均は阪神競馬場 芝1600m(外)のオープンクラスの良馬場平均、過去22走。

 

レースは明らかな前傾ラップで、見た目はハイペースのように映るが、速かったのはLap2の200mだけで、あとはそれほどでもない。

レースの上りも35.2秒で、過去の平均よりは確かにかかってはいるが、ガチガチの消耗戦にはなっていない。

しかしレースの結果は、上位の1着から4着までが中団より後ろから脚を伸ばしてきた馬で占められている。

これはおそらく馬場状態。

良馬場ながら、馬場はかなり傷んでいて、先団にポジションを取っていた馬は、速いペースと荒れ馬場で、相当スタミナが削ぎ落されていたのではないか。

これくらいのペースなら、おそらく普通の良馬場なら、先団にいた馬も、もう少し残れていたのだと思う。

いずれにしても、レースは中団より後方にいた馬に有利な展開となったことは間違いない。


回顧

1着は18番人気のメイケイダイハード。

道中は中団あたり。

直線は馬場の外目を鮮やかに差し切った。

殿人気馬が大波乱を演出。

もともと持久力には長けた馬。

ハンデの53キロも有利に働いた。

前走ダートでの刺激注入も奏功したのかも。

 

2着は6番人気のラセット

前走の「米子S」と同じような競馬。

今回はさらに展開が向いていただけに、勝ち切りたかったところ。

 

3着は9番人気のエントシャイデン

大外枠ながら内に潜り込む巧い競馬。

直線も荒れた内からよく伸びた。

展開も向いたが、ハンデ56キロでこの競馬なら上々。

 

1番人気のギルデッドミラーは6着。

5着にはクビ差。

先団で競馬をした馬の中では最上位。

51キロのハンデもあるが、3歳牝馬でこの走りなら上出来。

やはり力はある。