結果

2024年 8月18日(日)

第60回 札幌記念(G2)

札幌競馬場 芝2000m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ノースブリッジ 1.59.6 2-2-2-2(先行) 35.0
ジオグリフ 1  3/4 3-3-3-3(先行) 35.0
ステラヴェローチェ 1 6-6-6-5(中団) 34.9

レースの上り:35.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.59.6 35.5 12.7 11.6 12.0 12.4 11.8 11.7 11.9 11.9 11.7 11.9
過去平均 2.00.12 36.0 12.6 11.0 11.9 12.4 12.1 12.2 11.8 12.0 11.9 12.1
-0.5 0.1 0.6 0.1 0.0 -0.3 -0.5 0.1 -0.1 -0.2 -0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半800mは緩めに入って、2角あたりから速いラップが刻まれて行く。

しかしこれは大きく逃げたアウスヴァールの刻んだラップ。

2番手の勝ち馬ノースブリッジは、2角あたりでは先頭と約3馬身差、3角手前では先頭と約4馬身の差があった。

3角あたりでノースブリッジは先頭を追い始め、4角では馬体を併せて、直線入口では先頭に立って、あとはなんとか押し切った。

レースの展開としては、道中2番手以降はスローの上り勝負。

キレる脚がないノースブリッジは、残り600mからの末脚勝負には持ち込まず、残り800mあたりから早めの進出を開始して、直線入口で3番手以降に約2馬身の差をつけたことが大きかった。

1、2着馬が道中の2、3番手の馬なので、Cコース替わりの2日目、しまもスローの流れで前が残ったとも言えなくはないが、ガチの末脚勝負にしなかったのは、鞍上の好騎乗と言える。

1番人気のプログノーシスは出遅れてポジションを下げたのがすべて。

2番人気のシャフリヤールは、洋芝ではキレが鈍る?パワー不足か?


回顧

1着は5番人気のノースブリッジ。

大外12番から、道中は逃げたアウスヴァールから3、4馬身離れた2番手を追走。

残り800mを切ったあたりから逃げ馬を捉えにかかって、4角で早くもこれを捉えて、直線入口では先頭に立つ。

直線は一気に構造を突き放しにかかり、残り200mを切ったあたりでは後続に2馬身差。

ゴール前ではやや詰まられるものの、2着馬に1馬身3/4の差をつけてのゴール。

展開と馬場コンディションを味方につけた鞍上の好騎乗、馬の状態も良いのだろう。

ノースブリッジの分析

 

2着は3番人気のジオグリフ。

道中は勝ち馬の直後3番手を追走。

4角も3番手で直線に向き、直線では懸命に先に抜け出した勝ち馬を追うが、その差は詰まらず。

この馬も終いの脚はある方ではないので、直線で2馬身差を詰めるのは難しかった。

道中前目のポジションで、最内の経済コースを通れたのが2着に食い込めた要因だろう。

復活してきたというような内容ではない。

ジオグリフの分析

 

3着は4番人気のステラヴェローチェ。

道中は中団9番手の内、2着馬の直後を追走。

4角は6番手の最内で直線に向き、直線も馬場の内目を通って追い上げに入り、ジワジワと伸びては来るが、逃げ馬を交わすのが精一杯。

この馬も道中は経済コース。

上がりがこれくらいかかってくれば3着くらいには食い込める。

ステラヴェローチェの分析

 

1番人気のプログノーシスは4着。

スタートで出遅れて、道中は最後方を追走。

残り600mを切って、3~4角の外々を回して進出を開始し、4角も9番手の大外から直線。

直線も馬群の大外から追い上げを計るが、3着馬にクビ差の4着が精一杯。

Cコース替わりの馬場でスローの流れ、最後方からの追い上げは苦しい。

プログノーシスの分析

 

2番人気のシャフリヤールは5着。

道中は中団の前、5番手あたりを追走。

4角は6番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げを計るが、良い脚は出せず。

2000mはちょっと短いような感じもするし、洋芝もあまりよくないような感じ。

シャフリヤールの分析