結果
2024年 3月24日(日)
第54回 高松宮記念(G1)
中京競馬場 芝1200m 重
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | マッドクール | 1.08.9 | 3-3(先行) | 33.7 |
② | ナムラクレア | 頭 | 10-10(中団) | 33.2 |
③ | ビクターザウィナー | 3 | 1-1(逃げ) | 34.5 |
レースの上り:34.0
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | |
今走 | 1.08.9 | 34.0 | 12.5 | 10.8 | 11.6 | 11.4 | 11.0 | 11.6 |
過去平均 | 1.08.73 | 34.8 | 12.1 | 10.6 | 11.2 | 11.3 | 11.4 | 12.1 |
差 | -0.8 | 0.4 | 0.2 | 0.4 | 0.1 | -0.4 | -0.5 |
(※過去平均=同コース同レースの重馬場平均(過去3走))
今回の過去平均は、重馬場で行われたこのレースの過去3年分の平均。
一目見て分かるのは、今年のレースの緩さ。
重馬場といえども道中のペースは緩い。
なので上りの3Fも34.0秒。
レース結果の上位5頭も、ナムラクレアとロータスランドを除けば、逃げと先行馬の行った行った。
裏を返せば、道中もう少し流れていれば、ナムラクレアは勝利、ロータスランドは馬券圏内の可能性すらあったと思う。
スローの前残りに、ナムラクレアが意地を見せた今年の「高松宮記念」。
回顧
1着は6番人気のマックドール。
1枠2番から道中は先団3番手の最内。
4角も3番手の最内で直線に向き、直線は、外へは出さずに、そのまま馬場の最内から追い上げを開始して、坂の上りで先頭に立つと、ゴール前、ナムラクレアの強襲をアタマ差しのいでゴール。
パワー型の先行馬なので、今回の重馬場は大歓迎だったのだろう。
内枠から道中最内の経済コースを通って、直線も最内。
道中の流れが緩かったわけだから、この馬にとってはすべての好条件が揃った格好。
⇒マッドクールの分析
2着は2番人気のナムラクレア。
道中は中団10番手の最内。
4角も10番手の最内で直線に向くと、直線は、この馬も外へは出さずに、馬場の最内から追い上げに入り、坂の上りでグイグイと伸びてきて、ゴール前、先頭にアタマ差迫ったところがゴール。
緩い馬場でも終いの脚は33.2秒。
ペースがもう少し流れてさえいれば、間違いなく差し切っていただろう。
運がない。
⇒ナムラクレアの分析
3着は5番人気のビクターザウィナー。
5枠10番からハナへ。
道中はゆったりマイペースを刻み、4角も先頭で直線。
直線は進路を外目に取って馬場の4分どころ。
坂の上りで勝ち馬に交わされ、そのあとも2着馬に交わされるが、なんとか3着は死守。
力のある香港の馬に、この逃げを許してはいけない。
1番人気のルガルは10着。
道中は先団3、4番手。
4角は5番手の中で直線。
直線は進路を外目に取って追い上げに入るが、なかなか伸びずに、伸びずバテずといった感じの10着。
4角で順位を落としているあたり、反応もよくなかった感じ。
OP特別で不良馬場での勝利はあるが、基本的に緩い馬場は苦手で、このクラスでは勝負にならないのかも。
あとは直線急坂疑惑。
⇒ルガルの分析
3番人気のママコチャは8着。
道中は先団4,5番手の外目。
4角は3番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、この馬も伸びずバテずで8着まで。
不良馬場での3着はあるが未勝利戦。
この馬も基本的には緩い馬場は苦手なのかもしれない。
鞍上は「暖かくなってこないと本来の走りができない印象」とコメント。
⇒ママコチャの分析