結果

2022年 12月18日(日)

第74回 朝日杯フューチュリティS(G1)

阪神競馬場 芝1600m(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ドルチェモア 1.33.9 3-3(先行) 35.8
ダノンタッチダウン クビ 10-11(中団後ろ) 35.2
レイベリング クビ 5-5(先行) 35.8

レースの上がり:36.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.33.9 36.1 12.4 10.4 11.3 11.6 12.1 11.7 12.0 12.4
過去平均 1.33.20 35.0 12.5 10.6 11.3 11.9 11.9 11.6 11.4 12.0
1.1 -0.1 -0.2 0.0 -0.3 0.2 0.1 0.6 0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半がやや速く、その分上りがかかった消耗戦。

内有利の馬場状態で、しかも上位6頭中5頭が、道中内ぴったりの進路を取った馬だった。

それだけ道中、そして4角の微妙な距離ロスが着順を左右するほど、道中の流れはタフだったのかもしれない。

道中内目を通ることができて、なおかつ直線でも内を通った馬が圧倒的に有利となった今年の「朝日杯FS」。


回顧

1着は1番人気のドルチェモア。

1枠2番から道中は3番手の最内を追走。

4角も3番手で直線に向くと、直線は馬場の内目から追い上げに入り、坂の上りで逃げ粘るオールパルフェを捉えると、あとは外から来た2、3着馬の強襲をなんとかしのいでゴール。

強い競馬ではあったが、枠順と道中、直線の位置取りが2、3着ばよりかなり有利に働いていた印象。

2、3着馬とは力の差はない。

 

2着は2番人気のダノンタッチダウン。

外枠12番から、序盤で内に潜り込んで、道中は中団のやや後ろ、10番手の最内を追走。

4角は11番手の内で直線に向くと、直線は内が詰まると見るや、さっと進路を外に切り替えて追い出しに入り、坂の上りで先頭を追い詰めるも、クビ差届かずの2着。

外枠から内に潜り込んだまではよかったが、直線では内が渋滞で外に出さざるを得なかった。

内有利の馬場状態で、大外を回す距離ロスを考えればベストの選択。

力負けではない。

 

3着は3番人気のレイベリング。

外枠14番から道中は先団5番手の外目を追走。

4角も5番手で直線に向き、直線は馬場の2分どころから追い上げに入り、坂の上りで先頭に迫るが、ゴール前でやや甘くなって3着まで。

この馬も枠順の不利は少なからずあっただろう。

キャリア1戦でこの競馬。

来年が楽しみ。