結果

第39回 ジャパンカップ(G1)

東京競馬場 芝2400m 重

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
スワーヴリチャード 2.25.9 7-7-6-5(中団前) 36.5
カレンブーケドール 2.26.0 3/4 4-4-3-2(先団) 36.9
ワグネリアン 2.26.2 1  1/2 6-6-6-8(中団前) 36.6

レース上り:37.2


ラップ分析

1着タイム 上り3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11 Lap12
今走 2.25.9 37.2 12.8 11.3 12.3 12.2 11.7 12.2 12.1 12.0 12.1 12.4 12.2 12.6
過去平均 2.24.0 34.7 12.9 11.2 12.2 12.3 12.0 12.3 12.4 12.1 11.9 11.4 11.4 11.9

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去9走))

重馬場にも関わらず、ラップの推移は過去の平均と比べても同程度かやや速いくらい。

今年のジャパンカップは、道悪適正もさることながら、かなりのスタミナ、底力が要求されたレースとなった。


レース回顧

勝ったのは中団のインでじっと脚を溜めて、直線も最内を抜けてきたスワーヴリチャード。

これだけタフなレースになると、いかに距離ロスを最小限に食い止めるかが騎手の手腕にかかってくる。

そういう面でも鞍上のマーフィー騎手の好騎乗も光った。

2着は紅一点のカレンブーケドール。

斤量の53キロは確かにこんな馬場では有利だったが、この展開を前目のポジションで2着に粘るのだから、やはりこの馬の持久力、スタミナには目を見張るものがある。

2着、3着が続いているが、G1初勝利もそう遠いものではない気がするが、鞍上強化が話題になってくるかもしれない。

3着はワグネリアン。重馬場の適正は証明済みで、道中のポジションは中団の前、勝ったスワーヴリチャードとほぼ並走するような形で4角を迎えるが、ここで前が少しゴチャついて追い出しが遅れた。

内をすんなりと抜けて行ったスワーヴリチャードに対して、ワグネリアンは少し外に回して馬場の中ほどを追いかける形になった。

最後もしっかり脚を使っているだけに、4角での距離ロスが痛かった。

それにしても川田将雅騎手、G1になるとこんな競馬が多いなぁ・・・。