結果
2022年 5月8日(日)
第44回 新潟大賞典(G3・ハンデ)
新潟競馬場 芝2000m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | レッドガラン | 1.57.7 | 4-5(先行) | 34.9 | |
② | カイザーバローズ | 1.57.8 | クビ | 10-10(中団後ろ) | 34.4 |
③ | ヤシャマル | 1.57.8 | ハナ | 8-8(中団) | 34.6 |
レースの上り:35.1
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.57.7 | 35.1 | 12.1 | 10.7 | 11.9 | 12.1 | 11.7 | 12.1 | 12.0 | 11.3 | 11.3 | 12.5 |
過去平均 | 1.58.86 | 34.9 | 12.6 | 11.2 | 11.8 | 12.0 | 12.3 | 12.2 | 11.9 | 11.3 | 11.2 | 12.3 |
差 | 0.2 | -0.5 | -0.5 | 0.1 | 0.1 | -0.6 | -0.1 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
例年にも増して締まった流れ。
レースの上りも35.1秒ということで、レースはSP持続力の決着になったようす。
今回は1、2着馬でまったくの見立て違い。
多くは語れない。
回顧
1着は7番人気のレッドガラン。
外枠14番から、長い向正面でジワジワと先団に詰め寄り、3角手前で先団4番手の外をキープ。
4角は5番手の外で直線。
直線は馬群の外目に進路を取って追い始めると、残り200mを過ぎて先頭を捉えるが、外からカイザーバローズの強襲に会い、一旦はこれに交わされるが、再度奮起して差し返し、ゴール前クビ差抜け出してゴール。
二千の距離は微妙という見立てをしていたが、二千の距離でも十分に走った。
57.5キロの斤量を背負い、締まった流れを外枠から先団に押し上げて、最後は押し切る強い競馬。
7歳牡馬、まだまだやれそう。
⇒レッドガランの分析
2着は3番人気のカイザーバローズ。
道中は中団の後ろ、10番手の外目を追走。
4角も10番手の外で直線に向くと、直線は馬群の大外近くから追い上げに入り、グングンと差し脚を伸ばして、残り200mを切ったあたりで先頭に立っていたレッドガランを一旦は捉えるが、再度差し返されてクビ差の2着。
OPクラスのペースや距離に不安ありと思っていたが、なんのなんの全くの見立て違い。
重賞初挑戦でこの走りなら及第点。
⇒カイザーバローズの分析
3着は5番人気のヤシャマル。
道中は中団、8番手のインを追走。
4角も8番手のインで直線に向くと、直線は進路を外目に取って追い上げに入り、前を走るレッドガランの直後をピッタリとついて伸びてきて、残り200mあたりからは外から来たカイザーバローズと併せ馬の状態。
しかし最後までこの2頭の先に出ることはできずに3着まで。
今回もしっかりとポジションが取れたのがよかった。
中団あたりにポジションさえ取れれば、このクラスのこの距離、そしてこのハンデならそこそこ走ってくる。
⇒ヤシャマルの分析
1番人気のアイコンテーラーは9着。
道中は4番手ながらインに入り馬群に包まれるかたちに。
4角も4番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、残り200mあたりまでは先頭争いの一角を担っていたが、残り100mあたりで失速した。
色々と敗因はあるだろうが、またしても多頭数で大敗。
これが一番大きな敗因ではないだろうか?
⇒アイコンテーラーの分析
2番人気のステラリアは5着。
道中は中団馬群の後ろ、11番手を追走。
4角は10番手で直線に向き、直線は馬群の中ほど、レッドガランの直後から追い上げに入るが、途中かなり内へもたれた。
最後まで先頭集団に食らいついてはいるが、このもたれが末脚を鈍らせた感じ。
鞍上によると、道中すでにこのもたれる傾向はあったようで、直線はそれがより強くなったらしい。
これまでに左回りは、1勝クラスで「ドスロー」の流れを2着はあるが、それ以外は掲示板もなかった。
今後左回りは要注意になる。
⇒ステラリアの分析