結果
2023年 12月24日(日)
第68回 有馬記念 (G1)
中山競馬場 芝2500m(内)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ドウデュース | 2.30.9 | 13-13-8-3(マクリ) | 34.3 |
② | スターズオンアース | 1/2 | 2-2-2-2(先行) | 34.8 |
③ | タイトルホルダー | 1 | 1-1-1-1(逃げ) | 36.2 |
レースの上り:35.9
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | Lap12 | Lap13 | |
今走 | 2.30.9 | 35.9 | 7.0 | 11.3 | 11.9 | 12.0 | 12.0 | 12.2 | 12.5 | 11.9 | 12.2 | 12.0 | 12.0 | 11.7 | 12.2 |
過去平均 | 2.32.70 | 36.4 | 6.9 | 11.4 | 11.8 | 11.9 | 12.1 | 12.8 | 12.7 | 12.5 | 12.0 | 12.2 | 12.3 | 11.7 | 12.3 |
差 | -0.5 | 0.1 | -0.1 | 0.1 | 0.1 | -0.1 | -0.6 | -0.2 | -0.6 | 0.2 | -0.2 | -0.3 | 0.0 | -0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
1周目スタンド前あたりからタイトルホルダーが後ろを離し気味に逃げるのだが、Lap5の区間あたりまではペースはそんなに速くはない。
タイトルホルダーが意識的に飛ばし始めるのがLap6~Lap8の区間、つまり1周目の1角から2角、そして向正面に少し入ったまでの区間。
ここまでで5~6馬身のセーフティーリードを取ったタイトルホルダーは、その後ペースは落とすものの、大きく息を入れるまでには至っていない。
3角過ぎから再び加速を始めるタイトルホルダー、あとは息の続く限り飛ばして行くスタミナ勝負になるが、ここまで大きく息を入れている区間がないだけに、当然大きなペースアップにはつながらない。
一方後続の馬は、タイトルホルダーに行くだけ行かせているので、向正面あたりまでは平均的なペースで追走しているものと思われる。
しかし残り1000mを超えた3角手前あたりから追走の速度を速めてタイトルホルダーを追いかけて、あとはゴールまでのSP持続力の勝負となった。
当日の馬場は時計の出やすい速目の馬場ではあったが、2分31秒を切る走破時計が示すように、SPの持続力が求められたレースだったと思われる反面、スタミナ、パワーを武器にする馬にとっては辛いレースになった感じ。
回顧
1着は2番人気のドウデュース。
スタート一息で、前半は後方13番手。
残り1000mを切ったあたりからジワジワと進出を開始して、3角では8番手の外、4角では3番手の外から直線。
直線はスターズオンアースと併せ馬で伸びてきて、逃げ粘るタイトルホルダーを追い、坂の途中でこれを交わすと、スターズオンアースを半馬身振り切ってゴール。
速い馬場の持続力勝負になると強い馬だが、大外から前々でレースを進めたスターズオンアースに半馬身差では、枠順一つ、展開一つでこの先まだまだ如何様にも転びそう。
⇒ドウデュースの分析
2着は7番人気のスターズオンアース。
大外16番から果敢に先団に取り付く。
大逃げを打つタイトルホルダーには付き合わず、終始2番手でレースを進め、4角も2番手で直線に向くと、直線ではドウデュースといっしょにタイトルホルダーを追い、これは交わしたものの、ゴール前ドウデュースに半馬身及ばずの2着。
枠順を考えれば大健闘。
来年は古馬G1初戴冠に期待。
⇒スターズオンアースの分析
3着は6番人気のタイトルホルダー。
2枠4番から逃げの手。
ラップの推移を見た感じでは、この流れで逃げ切りは難しい感じ。
序盤からもう少し出して行って、中盤で大きく息を入れて、後半粘り切るのがこの馬の勝ちパターンだったと思う。
それにしても、今回のペースでも、最後グタグタにならずに3着に粘り切るあたり、やはり並みの馬ではない。
⇒タイトルホルダーの分析
1番人気のジャスティンパレスは4着。
スタートで出遅れたわけではないが、行き脚がつかずに道中は最後方16番手。
3角手前でドウデュースが動いて行ったタイミングでこの馬も進出してくが、コーナリングでドウデュースほど加速がつかない。
4角は9番手の大外で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い上げに入り、ジワジワと伸びての4着。
道中最後方から、4角大外を回っていては、前の3頭には追いつかない。
⇒ジャスティンパレスの分析
3番人気のスルーセブンシーズは12着。
外枠15番から、序盤は中団の後ろあたりを追走していたが、1周目のスタンド前でかかり気味になって上がって行って、道中は6番手の外目。
4角も6番手の外目で直線に向くが、直線では伸びを欠いた。
かかった分、最後に伸びなかったのだろうが、2500mの距離も少し長いか?
⇒スルーセブンシーズの分析