結果
2022年 11月13日(日)
第58回 福島記念(G3・ハンデ)
福島競馬場 芝2000m 良
⇒2022年11月13日 福島競馬場の馬場状態傾向分析(芝)
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ユニコーンライオン | 2.00.2 | 1-1-1-1(逃げ) | 36.2 |
② | サトノセシル | 1 3/4 | 6-6-5-4(第二集団) | 35.9 |
③ | アラタ | 3/4 | 8-7-7-6(第三集団) | 35.5 |
レースの上り:36.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 2.00.2 | 36.2 | 12.1 | 10.9 | 11.2 | 12.6 | 12.6 | 12.4 | 12.2 | 12.0 | 11.9 | 12.3 |
過去平均 | 1.59.36 | 36.4 | 12.3 | 11.2 | 11.4 | 12.1 | 12.0 | 11.9 | 12.0 | 12.1 | 11.9 | 12.5 |
差 | -0.2 | -0.2 | -0.3 | -0.2 | 0.5 | 0.6 | 0.5 | 0.2 | -0.1 | 0.0 | -0.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
序盤は少し飛ばして、中盤で完全に息を入れる絶妙かつ巧妙な逃げ。
9Rまでは完全な外差し馬場だったのに、この11Rだけは逃げ馬が残った。
これは逃げ馬の事実上の大逃げだったからだろう。
道中は4頭かたまって先団を形成していたが、この中では先頭を走ったユニコーンライオンしか残っていない。
あとは全滅。
道中は先団4頭から6馬身離れて2頭、ここに2着に入ったサトノセシルがいる。
そしてそこからさらに6馬身離れて3着のアラタ、4着のオニャンコポンがいる第3集団。
実際先頭から第3集団までは12馬身ほどの差があり、これはやっぱり事実上の大逃げだろう。
逃げたユニコーンライオンは中盤の800mでしっかりと12.6-12.6-12.4-12.2と息を入れて、上りの600mに挑んだ。
中盤で息を入れたため、残り600mでは馬群もギュッと凝縮していたが、後続の馬はここまででそこそこ脚を使ったのに対して、逃げ馬はここである程度の疲労は回復。
直線に向いてもしっかりと逃げ切ることができた。
回顧
1着は10番人気のユニコーンライオン。
詳細は「ラップ分析」で書いたのでここでは省略。
やはり気持ちよく逃がせばうるさい馬。
鞍上の絶妙のペース配分もよかった。
⇒ユニコーンライオンの分析
2着は3番人気のサトノセシル。
道中は逃げたユニコーンライオンから離れること6馬身差の第二集団。
3角あたりで早めに動いて逃げ馬を捕まえに行ったが、その分最後に捉え切ることができなかった。
いずれにしても逃げ馬にしてやられた感じ。
⇒サトノセシルの分析
3着は1番人気のアラタ。
道中は逃げ馬から12馬身離れた第三集団。
4角は6番手で先頭を追ったが、3着が精一杯。
こういう展開になると上位には食い込める馬。
特に新たな発見はない。
⇒アラタの分析
2番人気のオニャンコポンは4着。
道中は逃げ馬から12馬身離れた第三集団。
4角は6番手で、直線はアラタと一緒に追い上げてはくるが、アラタすら捉えられずに4着まで。
外差し馬場、54キロの斤量があってこの着順。
この先、OPクラスではまだちょっと厳しそう。
⇒オニャンコポンの分析