結果

2022年 11月6日(日)

第60回 アルゼンチン共和国杯(G2・ハンデ)

東京競馬場 芝2500m 良

2022年11月6日 東京競馬場の馬場傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ブレークアップ 2.31.1 3-3-3-3(先行) 34.4
ハーツイストワール 1  1/4 9-9-10-9(中団) 33.9
ヒートオンビート クビ 6-6-7-6(中団前) 34.1

レースの上り:34.9


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11 Lap12 Lap13
今走 2.31.1 34.9 7.2 11.0 11.3 12.8 12.8 12.6 12.3 12.7 11.8 11.7 11.5 11.6 11.8
過去平均 2.31.84 34.4 7.3 11.4 11.6 12.6 12.6 12.4 12.7 12.6 12.2 12.1 11.3 11.2 11.9
0.5 -0.1 -0.4 -0.3 0.2 0.2 0.2 -0.4 0.1 -0.4 -0.4 0.2 0.4 -0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半600mほど少し緩むところがあったものの、後半は速い段階、残り1000mを切ったあたりから11秒台のラップを刻み始めた。

そしてそのまま11秒台中盤のラップを最後まで押し通して上り3Fは34.9秒。

そこそこのスタミナとスピードの持続力が求められたレースとなった。


回顧

1着は6番人気のブレークアップ。

道中は先団3番手の内を追走。

4角も3番手の内で直線に向くと、直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、坂の上りで先頭に立つと、あとはそのまま押し切ってゴール。

先行力のある馬だが、OPクラスのペースでどうか?と思っていたが、そこそこの持続力が求められたレースで難なく快勝。

この持続力が中距離でも発揮できるのか?

それともこれくらいの距離が丁度いいのか?

マイナー血統のノヴェリスト産駒の4歳牡馬。

今後の活躍を注視したい。

 

2着は5番人気のハーツイストワール。

外枠17番から、道中は中団馬群の中、9番手あたりを追走。

4角も9番手の内目で直線に向くと、キングオブドラゴンのアクシデントで若干の不利は受けるが、あとは馬群の中ほどから、坂の上りでは内に切れ込んで追い上げに入り、坂の頂上では先に抜け出したブレークアップを1馬身差まで追い詰めるが、残り200mからはその差は詰まらず0.2差の2着まで。

東京巧者で、距離もこれくらいが丁度良さそう。

ハーツイストワールの分析

 

3着は3番人気のヒートオンビート。

道中は中団の前目、6番手あたりを追走。

4角は6番手で直線に向くと、直線は馬群の中ほどから追い上げに入り、ジワジワと伸びてはくるが、前との差は詰まらないまま。

いいところまでは行くが、最後のキレ、もうひと踏ん張りがいつも足りない。

上の2頭とはハンデ差こそあるものの、結果としてはいつもの競馬。

ヒートオンビートの分析

 

1番人気のテーオーロイヤルは6着。

道中は先団4~5番手の最内を追走。

4角も4番手の内目で直線に向くが、キングオブドラゴンのアクシデントで内から寄られる不利。

しかし立て直して、馬場の内目から追い上げに入り、残り200mからは横一線でブレークアップを追うが、ゴール前では伸びを欠いて6着どまり。

不利の影響もあるにはあったが、最後はトップハンデの57.5キロが効いていた感じ。

テーオーロイヤルの分析

 

2番人気のキラーアビリティは8着。

スタートは内にヨレて、内の馬と接触した感じ。

そんなこともあって、道中は後方13番手を追走。

4角も13番手の外目で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い込んでは来るが、その脚に迫力はなかった。

ディープ産駒だが、基本的に切れる脚はないのだろう。

好走するには前目のポジションが欲しいところか?

キラーアビリティの分析