結果
2022年 4月23日(土)
第19回 福島牝馬S(G3)
福島 芝1800m 良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | アナザーリリック | 1.47.0 | 15-15-14-9(後方) | 34.6 | |
② | クリノプレミアム | 1.47.0 | クビ | 5-5-5-3(中団前) | 35.7 |
③ | サトノダムゼル | 1.47.1 | クビ | 8-9-10-9(中団) | 35.0 |
レースの上り:36.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.47.0 | 36.4 | 12.2 | 10.7 | 12.1 | 11.8 | 11.8 | 12.0 | 12.4 | 11.8 | 12.2 |
過去平均 | 1.47.20 | 35.3 | 12.5 | 11.3 | 11.8 | 12.4 | 12.1 | 11.8 | 11.8 | 11.6 | 11.8 |
差 | 1.1 | -0.3 | -0.6 | 0.3 | -0.6 | -0.3 | 0.2 | 0.6 | 0.2 | 0.4 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
良馬場ながらやや時計のかかる馬場コンディションのよう。
そんな中、このラップの出方は牝馬限定のこのクラスなら少し速いのかもしれない。
しかしLap7では脚を結構タメ気味で直線に向き、残り400mからは11.8秒と0.6秒の加速。
その反動か、ラスト1Fでは12.2秒を要した。
上り3Fは36.4秒を要しているが、単純な消耗戦というわけではなく、そこそこの加速ができなければ
直線で置かれてしまう。
タフな流れを走りきる底力と、そこそこの瞬発力も必要だったレース。
回顧
1着は3番人気のアナザーリリック。
道中は最後方近くの15番手。
3角を回ったあたりで、外目を回して進出開始。
4角は9番手の外で直線。
直線は馬群の大外から追い上げを見せて、先に抜け出していたクリノプレミアムをゴール前クビ差捉えてゴール。
新潟で見せた末脚が本物だったことを証明して見せただけではなく、タフな流れで底力のあるところも示した。
⇒アナザーリリックの分析
2着は6番人気のクリノプレミアム。
道中は中団の前、5番手の内。
3~4角では外を回して順位を押し上げ、4角では3番手の外で直線。
直線入口では早々に先頭に立ち、そのまま押し切りを計るが、ゴール前、アナザーリリックの強襲にクビ差交わされての2着。
タフな流れを前々で立ち回り、最後は勝ちに行ってのクビ差負け。
強い競馬はしている。
前走がフロックでないことを完全に証明した格好。
道中は内から外への鞍上のコース取りの妙も光った。
⇒クリノプレミアムの分析
3着は5番人気のサトノダムゼル。
道中は中団の後ろ、9~10番手。
4角も9番手で直線に向くと、直線は馬群の間を縫って抜け出してくるが、0.1差の3着まで。
いつもよりポジションがやや後ろ。
もう少し前なら勝ち負けだっただろう。
やはりこの馬、千八では崩れない。
⇒サトノダムゼルの分析
1番人気のアブレイズは9着。
道中は中団8~9番手の外。
4角は5番手の内目、馬群の中から直線。
直線も馬群の中ほどから追い上げてはくるが、残り100mあたりで失速。
今回はタフな流れと言うよりも、緩めの馬場が敗因では?
⇒アブレイズの分析
2番人気のルビーカサブランカは5着。
スタート出遅れて道中は最後方から。
4角も後方14番手の大外から直線に入り、直線は馬群の大外から追い上げてくるが、0.2差の5着まで。
レースの上りはしっかりとかかってくれたが、さすがに今回は位置取りが後ろすぎた。
⇒ルビーカサブランカの分析