結果
第43回 新潟大賞典(G3・ハンデ)
新潟競馬場 芝2000m(外)良
クッション値:9.6(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | サンレイポケット | 1.59.3 | 11-10(後方) | 36.5 | |
② | ポタジェ | 1.59.3 | クビ | 7-7(中団) | 36.9 |
③ | サトノソルタス | 1.59.3 | クビ | 3-3(先行) | 37.2 |
レース上り:37.6
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.59.3 | 37.6 | 12.6 | 10.6 | 11.0 | 11.3 | 11.6 | 12.1 | 12.5 | 12.0 | 12.3 | 13.3 |
過去平均 | 1.58.92 | 34.2 | 12.7 | 11.5 | 12.0 | 12.2 | 12.4 | 12.2 | 11.7 | 11.2 | 11.0 | 12.0 |
差 | -0.1 | -0.9 | -1.0 | -0.9 | -0.8 | -0.1 | 0.8 | 0.8 | 1.3 | 1.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
新潟競馬場の馬場は、全体的に荒れていて、時計が比較的かかり気味の馬場状態。
レースは、マイスタイルが離して逃げる大逃げを打って、ラップの出方としてはかなりの前傾ラップ。
しかし、2、3番手以降の馬も、道中はそれなりに脚は使わされており、その影響で、逃げたマイスタイルは残り600mあたりで捕まるものの、レース全体の上りは37.6秒を要する消耗戦。
ここまでのバテ比べになると、やはり斤量は軽い方が断然有利。
57キロの斤量を背負う馬は馬券には絡めず、55キロの馬が1着と3着に入った。
バテ比べに適性を持つ、底力の有る無しが勝敗を分けたか。
回顧
1着は3番人気のサンレイポケット。
道中は後方11番手の内。
4角も後方11番手の内から直線。
各馬、馬場の悪い内目を避けて通っていたので、馬場の内目は十分に進路が取れる状態。
サンレイポケットはそんな馬場の内目をついて追い上げて行き、残り200mで先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。
終いの脚はこの消耗戦でも健在。
上り最速36.5秒の脚で勝利をもぎ取った。
他の実力馬より、斤量が1キロ軽かったことも良かっただろう。
⇒サンレイポケットの分析
2着は1番人気のポタジェ。
道中は中団7番手。
4角も7番手で直線に向き、馬場の真ん中から差し脚を伸ばすがクビ差の2着。
ゴール前、サンレイポケットに一度交わされたが、再度食らいつく勝負根性と底力は大したもの。
力のあるところはしっかりと示した。
⇒ポタジェの分析
3着は7番人気のサトノソルタス。
スタートでもたついたが、二の脚で押し上げて道中は先頭からは離れた3番手追走。
4角も3番手の外で直線を向き、直線は馬場の良い外目から追ってきたが3着まで。
この馬の大好きなバテ比べの展開。
できることなら粘り切りたかった。
⇒サトノソルタスの分析
2番人気のボッケリーニは5着。
道中は中団の前、5番手あたり。
4角も5番手の内で直線に向く。
直線では馬場の良い外目に進路を取って追い出すが、ゴール前が少し甘くなって5着まで。
ハンデ57キロの馬では最先着。
これだけの消耗戦になると、1キロの斤量差が、倍にも2倍にもなるのではないか?
一番苦しいゴール前で甘くなったのはそのせいだと思う。
⇒ボッケリーニの分析