結果
第69回 京都新聞杯(G2)
中京 芝2200m 良
クッション値:8.9(標準)
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去7走))
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | レッドジェネシス | 2.11.2 | 8-8-8-5(中団) | 35.3 | |
② | ルペルカーリア | 2.11.3 | 3/4 | 1-1-1-1(逃げ) | 36.2 |
③ | マカオンドール | 2.11.5 | 3/4 | 9-9-8-7(後方) | 35.4 |
レース上り:36.1
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | |
今走 | 2.11.2 | 36.1 | 12.7 | 11.1 | 11.3 | 12.7 | 12.1 | 12.3 | 11.4 | 11.5 | 11.5 | 12.0 | 12.6 |
過去平均 | 2.13.98 | 35.3 | 12.7 | 11.6 | 11.9 | 13.1 | 12.8 | 12.4 | 12.2 | 12.0 | 11.7 | 11.6 | 12.1 |
差 | 0.0 | -0.5 | -0.6 | -0.4 | -0.7 | -0.1 | -0.8 | -0.5 | -0.2 | 0.4 | 0.5 |
今年の「京都新聞杯」は中京の芝2200mで行われた。
参考にする比較対象がないので、同コースの古馬3勝クラスの良馬場平均を挙げてみた。
レースは前傾ラップであることは明らか。
中盤でやや息が入るところはあるが、残り1000mからはまた早々にペースが上がる。
その分坂の上りではペースが落ち、残り200mは12.6秒を要した。
しかしこのラップのほとんどの部分は逃げたルペルカーリアのラップ。
ルペルカーリアがゴール前まで粘っているために、レースの上りも36.1秒。
道中ルペルカーリアは大逃げを打っていたわけではないので、後続の馬もそこそこの脚を使っていたことになる。
走破時計の評価は、比較がないので分からないが、そこそこハイレベルな戦いだったのではないか?
勝ったレッドジェネシスはスピード持続力、2着のルペルカーリアも、かなりのスタミナ、底力を発揮したレースではなかったか。
回顧
1着は3番人気のレッドジェネシス。
道中は中団の後ろ、8番手で追走。
ペースが上がった3~4角でこの馬も早めに動いて4角は5番手の外で直線。
直線は馬群の外目からグイグイと追い上げて、残り200mでは逃げるルペルカーリアを射程圏に。
しかしルペルカーリアも簡単には抜かせずに粘り込みを計るが、ゴール前はしっかりと交わして半馬身差のゴール。
残り1000mから動いて行って勝ち切ったSP持続力は評価できる。
2着は1番人気のルペルカーリア。
道中はそこそこ速い逃げを打ち、直線の入り口でも再度後続を突き放して逃げ切りを計ったが、ゴール前半馬身差交わされての2着。
緩いペースからの粘り込みではないだけに、この2着は強い内容。
成長力が伴えば、この先楽しみな存在。
3着は1番人気のマカオンドール。
道中は勝ったレッドジェネシスを見る格好で後方9番手追走。
3~4角もレッドジェネシスにぴったりと付いて4角は7番手の外で直線。
直線もレッドジェネシスを追って馬群の外目を伸びては来るが、その差は詰まらず。
逃げ粘るルペルカーリアを捉えることも出来なかった。
勝ち馬とは0.3差だが、力の違いを感じさせる0.3差。