結果

2023年 7月16日(日)

第59回 函館記念(G3・ハンデ)

函館競馬場 芝2000m 稍重

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ローシャムパーク 2.01.4 8-7-7-7(中団) 35.8
ルビーカサブランカ 2 8-7-7-5(中団) 36.3
ブローザホーン 15-15-15-13(後方) 35.6

レースの上り:36.6


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 2.01.4 36.6 12.2 11.2 12.0 12.2 12.4 12.5 12.3 12.0 12.2 12.4
過去平均 1.59.38 36.2 12.5 11.0 11.7 11.9 12.1 12.0 12.0 12.0 11.9 12.3
0.4 -0.3 0.2 0.3 0.3 0.3 0.5 0.3 0.0 0.3 0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

レース当日は終日稍重の馬場。

他の芝レースでも時計がかかっていることから、当日の馬場は、そこそこ脚を取られる力の要る馬場状態だったと思われる。

脚質的には、6Rの「未勝利戦」あたりまでは前有利の傾向だったが、8Rあたりからは差し馬が台頭してきて、9R、11Rは差し、追い込みが3着以内を占めた。

「函館記念」も、道中のラップは例年より緩いラップで推移しているが、これは馬場に因るところが大きく、道中は決して楽な走りではなかっただろう。

上りの3Fも36.6秒を要しており、最後は消耗戦の様相で、前が残れず差し有利の展開になったが、上位入線にはパワーと底力も必要だっただろう。


回顧

1着は1番人気のローシャムパーク。

道中は中団7番手の外目を追走。

4角も7番手の大外を回して直線に向き、直線は馬群の大外から追い出しを計り、残り200mを切ってから、一頭だけ違う脚で豪快に突き抜けた。

道中は終始外目を回り、4角も大外を回してなお、ゴール前は一頭だけ違う脚。

ここでは地力が違った印象。

強い。

ローシャムパークの分析

 

2着は4番人気のルビーカサブランカ。

道中は中団7番手の内目を追走。

4角は5番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、残り100mで一旦先頭に立つが、ゴール前、勝ち馬の末脚に屈して2着。

牝馬ながら勝ち馬とは斤量差は1キロなので、よく頑張ってはいるが、こちらは内、勝ち馬は外。この距離ロスの差は斤量差の1キロを相殺してあまりないだろう。

しかしこの馬、上りのかかる展開には強い。

ルビーカサブランカの分析

 

3着は2番人気のブローザホーン。

道中は後方15番手の内目を追走。

4角は13番手の内目で直線に向き、直線は、一旦は馬群の中を割って行こうとするが、前が詰まると思い直して内に進路を取る。

内に進路を取ってからはいい感じで伸びてはきたが、2着馬とはアタマ差の3着。

直線で最初から内を狙って行けば2着はあったかもしれないが、それは結果論。

9Rあたりから内が伸び辛そうな印象はあった。

 

3番人気のアラタは9着。

道中は中団の後ろ、11番手の外を追走。

4角も11番手の中で直線に向き、直線は馬群の中ほどから追い上げに入るが、伸びずバテずの9着まで。

いつもより位置取りは後ろになったが、上りのかかる展開では最後の直線で浮上してきてもいい馬。

やはり58キロの斤量はこのクラスでは重かったか。

アラタの分析