結果
2023年 4月9日(日)
第83回 桜花賞(G1)
阪神競馬場 芝1600m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | リバティアイランド | 1.32.1 | 15-16(後方) | 32.9 |
② | コナコースト | 3/4 | 2-2(先行) | 34.5 |
③ | ペリファーニア | クビ | 4-4(先行) | 34.1 |
レースの上り:34.5
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.32.1 | 34.5 | 12.1 | 10.4 | 11.5 | 11.9 | 11.7 | 11.4 | 11.3 | 11.8 |
過去平均 | 1.32.64 | 34.1 | 12.3 | 10.8 | 11.6 | 12.0 | 11.9 | 11.2 | 11.3 | 11.6 |
差 | 0.4 | -0.2 | -0.4 | -0.1 | -0.1 | -0.2 | 0.2 | 0.0 | 0.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
道中のペースはそこそこ流れた。
その流れから、最後の3Fが34.5秒なら優秀だろう。
前に行った馬はSPの持続力。
控えて末脚に賭ける馬でも、瞬発力とあわせてそこそこの持続力がなければ上位にこれない流れだっただろう。
回顧
1着は1番人気のリバティアイランド。
スタートで出遅れて、道中は後方15番手を追走。
3~4角でも動かずに、4角でサッと大外に進路を取って直線に向く。
直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂下では早くも後ろの半分を交わし去り、坂の上りで前の半分をまとめて交わしてゴール。
内がそこそこ止まらない前有利の馬場状態で、後方からの一気の追い込みが決まった。
終いの脚は32.9秒で、瞬発力だけが目立っているが、この馬、持続力もスタミナもしっかりある。
⇒リバティアイランドの分析
2着は6番人気のコナコースト。
5枠9番から先団に取り付いて行って、道中は2番手追走。
4角も2番手で直線に向き、直線は馬場の内目から坂下では先頭に立ち、坂の上りでは3着馬に一旦は交わされたものの、坂を上り切ったあたりでは再度これを差し返してそのまま押し切りを計るが、外からのリバティアイランドの強襲には抗うことができず、惜しい2着。
鞍上の積極騎乗で、そこそこ流れる展開を前々で粘り切った内容は評価できる。
加えて、やはりこの馬、急坂でややもたつく印象がある。
もしかすると東京コースなら、さらにパフォーマンスを上げるかもしれない。
⇒コナコーストの分析
3着は5番人気のペリファーニア。
道中は中団の前、4,5番手の外目を追走。
4角も4番手の外目で直線に向き、直線は馬場の2、3分どころから追い上げを計り、坂の上りでは一旦2着馬を交わして先頭に立ったが、そのあとこれに再度差し返され、ゴール前は勝ち馬にも交わされて3着まで。
「チューリップ賞」の2、3着馬がそのまま2着3着。
前につけるとしぶといが、いつもあと一押し。
モーリス産駒だけに、もう少し上りのかかる展開になれば際どい競馬をしてきそう。
2番人気のライトクオンタムは8着。
1枠1番から、レース前半は頭を上げて力みがあった。
それでも道中は中団の少し前、8番手を追走し、4角も8番手の中で直線に向くが、直線では伸びを欠いた。
敗因としては前半の力み、そして鞍上がコメントしているように多頭数の馬込みに戸惑った可能性もある。
力はありそうな馬だが、ちょっとまだ幼さがまさっているか?
⇒ライトクオンタムの分析
3番人気のハーパーは4着。
道中は中団の前、6番手の外目を追走。
4角は6番手の中ほどで直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げを計り、ジワジワと伸びてはきているが、前3頭に迫るところまでは遠かった。
現状では、前の3頭とは力の差がありそう。
鞍上は距離延長を進言しているが、どうか?
⇒ハーパーの分析