結果

2023年 5月7日(日)

第45回 新潟大賞典(G3・ハンデ)

新潟競馬場 芝2000m(外)

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
カラテ 2.03.8 5-5(先行) 36.0
セイウンハーデス 3/4 1-1(逃げ) 36.6
イクスプロージョン 8 10-11(中団) 36.8

レースの上り:36.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 2.03.8 36.5 12.7 11.1 12.1 12.6 13.1 13.1 12.6 11.9 11.9 12.7
過去平均 1.58.84 35.0 12.5 11.1 11.9 12.1 12.2 12.2 12.0 11.3 11.3 12.3
1.5 0.2 0.0 0.2 0.5 0.9 0.9 0.6 0.6 0.6 0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

不良馬場なりのスローペース。

中盤で13秒台のラップが2度。

いくら馬場が悪かったにしても、緩い流れだったことに間違いはなさそう。

そんな緩い流れでも、直線ではメイチで追っても上り3Fは36.5秒。

道悪適性と相当なパワーと底力がなければしのぎ切れないレースだったのではないか。


回顧

1着は5番人気のカラテ。

1枠2番から、道中は先団5番手の最内を追走。

4角も5番手の内目から直線に向き、直線は内を開けて馬場の4分どころからの追い上げ。

残り400mで逃げ粘るセイウンハーデスを射程圏に捉えると、残り200mでこれに並びかけての追い比べから、ゴール前で1馬身抜けてゴール。

このクラスでこの馬場なら力が違った感じ。

ハンデ59キロでも貫禄の勝利。

カラテの分析

 

2着は2番人気のセイウンハーデス。

3枠6番からハナへ。

不調馬場とは言え、前半1000mの通過が61.6秒ならマイペースだろう。

4角も先頭で直線に向くと、直線は内を開けて、馬場の4分どころあたりから追い上げ。

残り200mでカラテに並びかけられてからもすぐには抜かせず食い下がるが、ゴール前で力尽きた感じ。

古馬との重賞は初挑戦にも関わらずで2着に食い込んだ内容は評価できる。

「菊花賞」ではハイラップの逃げで大敗はしたが、基本的にはタフな流れには強そうな馬。

しかし今回は、最後の直線まではこの馬にしてみれば緩い流れでこれたのだろう。

3着馬に8馬身の差をつけていることから、この馬の道悪適性、パワー、底力も相当なものなのかもしれない。

セイウンハーデスの分析

 

3着は12番人気のイクスプロージョン。

道中は中団のやや後ろの10番手から、4角も11番手の外で直線。

直線は馬群の外目から追い上げに入り、残り200mでは3番手に浮上してくるが、前の2頭とはまだかなりの差があった。

この馬も、上りのかかる競馬には強い口だが、後ろから追い上げるとなるとこの馬場では限界がある。

いつものようにもう少し前目の位置取りからなら、ここまで差は開けられなかっただろうが、前に行けなかったのは道悪のせいかもしれない。

道悪は苦にしないが、ポジションを上げられないのならプラマイゼロか?

イクスプロージョンの分析

 

1番人気のスパイダーゴールドは16着。

道中は先団4番手から、直線も4番手で直線に向くが、残り400mですでに一杯気味。

鞍上がコメントしているように、敗因を馬場に求めるのは簡単。

昇級初戦の重賞だけに、かわいそうな馬場ではあった。

 

3番人気のハヤヤッコは6着。

大外16番から、道中は中団の後ろ10番手の外を追走。

4角も11番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げてはくるが、2.1差の6着まで。

こういう馬場は得意なはずだが、大外枠から終始外々を回ったロスと、斤量の58.5キロが効いていた感じ。

ハヤヤッコの分析