結果
2023年 11月5日(日)
第61回 アルゼンチン共和国杯(G2・ハンデ)
東京競馬場 芝2500m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ゼッフィーロ | 2.29.9 | 12-11-13-15(中団後ろ) | 34.2 |
② | マイネルウィルトス | 1 | 14-11-8-9(中団) | 34.7 |
③ | チャックネイト | クビ | 9-8-8-9(中団) | 34.7 |
③ | ヒートオンビート | 同着 | 13-14–13-12(中団後ろ) | 34.5 |
レースの上り:35.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | Lap12 | Lap13 | |
今走 | 2.29.9 | 35.2 | 7.3 | 11.2 | 11.6 | 12.6 | 12.4 | 11.9 | 11.8 | 12.0 | 11.9 | 12.0 | 11.8 | 11.6 | 11.8 |
過去平均 | 2.32.06 | 34.3 | 7.2 | 11.4 | 11.6 | 12.8 | 12.7 | 12.5 | 12.7 | 12.7 | 12.2 | 12.0 | 11.3 | 11.2 | 11.8 |
差 | 0.9 | 0.1 | -0.2 | 0.0 | -0.2 | -0.3 | -0.6 | -0.9 | -0.7 | -0.3 | 0.0 | 0.5 | 0.4 | 0.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
レースは前半1000mを過ぎたあたりから早くも11秒台のラップに突入。
以後12秒フラットの区間が2度あるものの、それ以外はずっと11秒台のラップで押し通す持続力勝負。
そんな持続力勝負の中、前に行った組はさすがに後半バテて、後方で脚を溜めていた組が上位を占める展開にはなったが、そんな中、レースの上りは35.2秒でまとめられ、走破時計も2分30秒を切る2.29.9と優秀。
勝ったゼッフィーロは、後方有利の展開はあったとは言え、タフな流れでもしっかりと繰り出せる瞬発力を示した。
回顧
1着は1番人気のゼッフィーロ。
道中は中団馬群の後ろ、12番手あたりの最内を追走。
4角は後方15番手の最内で直線に向いて、直線は馬場の内目から進路を探して追い出しが遅れたものの、坂の上りで少し進路が開くと、すぐさまそこを捌いて進出、坂の頂上では一気に先頭を射程圏に捉え、残り200mを切って突き抜けた。
タフな流れでもキレのある末脚を披露。
馬群の中から進路が開くとスッと反応する操縦性の高さも示した。
⇒ゼッフィーロの分析
2着は5番人気のマイネルウィルトス。
外枠17番から序盤は後方で様子を見るが、2角から向正面入口にかけて外を回して順位を上げて行き、3角では中団8番手の外、4角も9番手の大外で直線。
直線は馬群の大外から追い上げに入り、坂の途中で先頭に立ってそのまま押し切りを計るが、残り200mを切って、内からスルスルと追い上げてきたゼッフィーロに交わされて惜しい2着。
2角あたりから順位を上げて行って、すでに進出を初めており、加えて、外枠から道中はかなり外目を回っていたことを考えると、この2着は負けて強しの内容だったと思う。
⇒マイネルウィルトスの分析
3着は同着で、2番人気のチャックネイト。
道中は中団馬群8番手の内目を追走。
4角も9番手の中で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、ジワジワと前との差を詰めて行く。
ゴール前ではヒートオンビートに交わされかけるが、何とかこらえて3着入線。
最後ヒートオンビートに抜かせない勝負根性は評価できるが、ハンデ59キロのヒートオンビートとのハンデ差を考えると、まだちょっとクラス慣れが必要かも。
もう一頭の3着は4番人気のヒートオンビート。
道中は中団の後ろ、13番手あたり、前にゼッフィーロを見るかたちで追走。
4角も12番手の中で直線に向き、直線は進路を馬群の外に取って追い上げに入り、鋭い脚で伸びてきて、ゴール前はチャックネイトを交わしたかに見えたが、同着。
ハンデ59キロでこの走りなら及第点だろう。
⇒ヒートオンビートの分析
3番人気のディアスティマは13着。
道中は中団10番手あたり。
4角は12番手の外目で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げを計るが、良い脚は出せず。
前に行けなかったのがすべてだろう。
終いの脚がある馬ではないので、あの位置取りからではノーチャンス。
叩いてからか?
⇒ディアスティマの分析