結果
第39回 ローズS(G2)
中京競馬場 芝2000m 良
クッション値:9.8(硬めの標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | アンドヴァラナウト | 2.00.0 | 6-6-6-6(中団前) | 33.8 | |
② | エイシンヒテン | 2.00.2 | 1 1/4 | 1-1-1-1(逃げ) | 34.8 |
③ | アールドヴィーヴル | 2.00.3 | 1/2 | 8-9-9-9(中団) | 33.9 |
レースの上り:34.6
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 2.00.0 | 34.6 | 13.1 | 10.9 | 12.3 | 12.7 | 12.2 | 12.0 | 12.2 | 11.6 | 11.3 | 11.7 |
過去平均 | 1.59.68 | 35.0 | 12.6 | 11.1 | 12.5 | 12.4 | 12.1 | 12.1 | 12.0 | 11.7 | 11.4 | 11.8 |
差 | -0.4 | 0.5 | -0.2 | -0.2 | 0.3 | 0.1 | -0.1 | 0.2 | -0.1 | -0.1 | -0.1 |
(※今年の「ローズS」は昨年に続き中京競馬場の芝2000mでの開催なので、参考にする過去平均は、中京競馬場芝2000mで行われた古馬G3の過去5年の良馬場平均とした)
比較対称が古馬重賞なので、単純な比較は出来ないが、それでも今年の「ローズS」は、序盤、中盤とスローの流れで推移したことは間違いなさそう。
言うなれば、逃げたエイシンヒテンのマイペースの逃げ。
なので、どちらかと言えば前有利の展開だが、前にいた組は力不足のせいかさほど残れず、好位で競馬を進めたアンドヴァラナウトが末脚一閃、他馬を封じ込めたと言ったレース。
展開が展開だけに、中団より後ろにいた馬には出番は回ってこないレースとなった。
回顧
1着は4番人気アンドヴァラナウト。
道中は中団の前、6番手を追走。
4角も6番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外寄りから追い上げを開始。
坂の上りで逃げるエイシンヒテンを捉えると、あとは後続を寄せ付けない走りでおよそ1馬身離して快勝。
このペースであの位置取りなら、楽勝に近い勝ちだったのではないか?
本番でも楽しみな一頭。
⇒アンドヴァラナウトの分析
2着は12番人気のエイシンヒテン。
5枠10番からスタート良くハナを切った。
抜群のスタートでハナを切ったため、競る相手もなく、テンの200mが13.1秒。
労せずハナを切ることができて、あとはマイペースの逃げから直線。
直線も馬場の内目には行かず、馬場の3~4分どころをひた走る。
坂で勝ち馬に交わされてからも、道中の貯金からか脚色は衰えず、アールドヴィーヴルの強襲を半馬身差凌いで2着を確保。
気持ちよく逃げることができれば、これくらいは走る馬。
他に逃げそうな馬がいない中、12番人気はちょっと舐められすぎ。
⇒エイシンヒテンの分析
3着は1番人気のアールドヴィーヴル。
馬体中をしっかり430キロに乗せてきた。
道中は中団の9番手あたり。
4角も9番手の外、勝ち馬の直後につけて直線に賭けるが、直線はイマイチ弾けきれずに3着まで。
相変わらず堅実に走ってはくるが、ここでもワンパンチが足りない印象。
⇒アールドヴィーヴルの分析
2番人気のタガノパッションは12着。
道中は中団の後ろ10~11番手を追走。
4角は12番手で直線に向くが、直線ではいつもの末脚が影を潜めた。
馬体重はプラス12キロ。
調教ではかなり引っかかっていたみたいだが、本番でも力みがあったか?
展開が展開だけに、この馬の位置取り的には厳しいレースではあったが、末脚不発と言うのが不可解。
⇒タガノパッションの分析
3番人気のクールキャットは11着。
道中は最後方に近い14、15番手あたりを追走。
4角は15番手の外で直線に向くが、直線ではまったく見せ場なし。
この馬も、あの位置取りからではどうにもならない。
相変わらず、あまりアテにはできない馬。
⇒クールキャットの分析