結果
2023年 10月 14日(土)
第70回 アイルランドT府中牝馬S(G2)
東京競馬場 芝1800m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ディヴィーナ | 1.46.1 | 1-1-1-1(逃げ) | 33.9 |
② | ルージュエヴァイユ | ハナ | 12-8-8(中団) | 32.7 |
③ | ライラック | クビ | 4-6-5(中団前) | 33.0 |
レースの上り:33.9
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.46.1 | 33.9 | 12.9 | 11.3 | 11.7 | 12.1 | 12.0 | 12.2 | 11.3 | 11.2 | 11.4 |
過去平均 | 1.45.42 | 34.4 | 12.6 | 11.0 | 11.5 | 12.0 | 12.0 | 12.0 | 11.3 | 11.4 | 11.7 |
差 | -0.5 | 0.3 | 0.3 | 0.2 | 0.1 | 0.0 | 0.2 | 0.0 | -0.2 | -0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
道中のラップは終始そんなに速くはないが、逃げた勝ち馬が後続を7馬身ほど離して逃げる格好となった。
こうなると逃げ馬は楽。
4角でも後続とは4~5馬身の差。
あとは坂の上りあたりから追いだしてひと踏ん張り、まんまと逃げ切った。
こんな展開なので、後ろからの馬はともかく、前目にいた馬も、そこそこの瞬発力がないと上位には食い込めない展開となった。
回顧
1着は1番人気のディヴィーナ。
5枠7番から逃げの手。
そんなに飛ばしてはいなかったものの、後続とは大きな差ができた。
これだけ楽に逃がしてもらえると、あとは直線でひと踏ん張りするだけ。
切れ味勝負では後手の馬だが、重賞でも連対経験のある実績馬、これだけのセーフティーリードがあれば、しっかりと逃げきれた。
⇒ディヴィーナの分析
2着は4番人気のルージュエヴァイユ。
スタート直後に左右から挟まれてポジションを落として序盤は後方。
しかし中盤で盛り返して、3角では8番手の外、4角も8番手の大外で直線。
直線は馬群の大外から追い上げに入り、もの凄い追い上げで先頭を捉えにかかるが、ハナ差届かずの2着。
向正面から進出を開始している割には終いの脚が最後まで持ったのは、道中のペースが緩かったためもあっただろうが、しかしさすがに持続力と瞬発力はそこそこ持っている馬。
⇒ルージュエヴァイユの分析
3着は10番人気のライラック。
道中は中団6番手を追走。
4角は5番手の中ほどで直線に向いて、直線は馬群の真ん中からの追い上げ。
坂の上りではモタモタしていたが、坂を上り切るとグングン加速して行って、ゴール前は先頭を追い詰めたが0.1差の3着まで。
上り3Fはキャリア最速の33.0秒(メンバー3位)。
重馬場の「エリザベス女王杯」2着があったので、これまで長めの距離を使われていたが、これくらいの距離の方が戦いやすいのかもしれない。
⇒ライラックの分析
2番人気のプレサージュリフトは5着。
スタート直後に左右から挟まれてポジションを落とし、道中は中団の後ろ、9番手の内目を追走。
4角は8番手の内目で直線に向き、直線は馬群の真ん中から追い上げに入るが、坂の途中で前が詰まるなどスムーズさを欠いての5着。
スタートの不利と直線の不利でちょっとチグハグな競馬になったのは不運。
もう少しやれて良い馬。
⇒プレサージュリフトの分析
3番人気のシンリョクカは10着。
道中は中団7番手の外を追走。
4角は5番手の外で直線に向くが、直線では伸びを欠いた。
まだちょっとこのクラスの力はないかも。