結果

第56回 札幌記念(G2)

札幌競馬場 芝2000m 12頭

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ノームコア 1.59.4 6-6-7-5(中団) 34.5
ペルシアンナイト 1.59.6 1 9-9-9-7(中団後) 34.5
ラッキーライラック 1.59.8 1  1/2 2-2-2-2(先行) 35.5

レース上り:35.2


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.59.4 35.2 12.7 11.1 12.0 12.3 12.2 12.2 11.7 11.7 11.6 11.9
過去平均 1.59.6 35.7 12.6 10.9 11.9 12.2 12.1 12.2 12.1 12.0 11.8 11.9
-0.5 0.1 0.2 0.2 0.1 0.1 0.0 -0.4 -0.3 -0.2 0.0

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去6走))

前半は緩めのラップを刻んでいる。

言わば逃げたトーラスジェミニのマイペースの逃げ。

しかしレースが動くのが残り800m地点(Lap7)。

明らかに例年よりはワンテンポ速い仕掛けになっているが、それでも上りは例年の平均を上回る35.2秒。

レース全体としては、スローの上り勝負。

札幌の洋芝でも構わず繰り出せる末脚の有無が試された。


回顧

1着は2番人気のノームコア

道中は中団のインでじっくり脚を溜めて、直線では外に持ち出して見事に突き抜けた。

終始経済コースで距離ロスを防ぎ、2000mの距離に対応した。

 

2着は6番人気のペルシアンナイト

道中は勝ったノームコアの直後。

3~4角、そして直線での抜け出しも、ノームコアの進路を追うように追走。

ゴール前ではラッキーライラックも交わして2着に入った。

もともと切れる脚はある馬だが、ここでの復活は予想外。

まだまだ衰えてはいなかった。

 

3着は番人気のラッキーライラック。

道中は少し離れた2番手だったが、3角を超えたあたりから逃げるトーラスジェミニとの差を詰めて行って、4角を回りきるころには先頭に立った。

しかしゴール前、あとひと踏ん張りが効かないで、後ろから来たノームコア、ペルシアンナイトに交わされた。

仕掛けが少し早かったのは確かだが、しかしこの馬の力ならそのまま押し切ってもおかしくない。

ノームコアに交わされたのは仕方がないとして、ペルシアンナイトにまで交わされての3着はちょっと物足りない。

道悪でパフォーマンスを落とす傾向があった馬だけに、脚に絡みつく札幌の重たい洋芝に対応しきれなかったと言うことはないだろうか?

ラッキーライラックの分析

 

3番人気のポンデザールは4着。

2000mのペースでもしっかり良い位置を取れてはいたが、ジョッキーの腕は忙しく動いていた。

やはり2000mはちょっと忙しそうだが、最後まで止まってはいないし、これからまだまだ伸びしろはありそう。

 

しかし「札幌記念」でのハービンジャー産駒はここ3年で1着2回、2着1回、3着1回。

相当相性が良い。