結果
第66回 阪神大賞典(G2)
阪神競馬場 芝3000m 良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ユーキャンスマイル | 3.03.0 | 9-9-8-4(中団後ろ) | 35.8 | |
② | トーセンカンビーナ | 3.03.3 | 1 3/4 | 10-10-10-7(後方) | 35.8 |
③ | メイショウテンゲン | 3.03.4 | 1/2 | 7-7-7-7(中団後ろ) | 36.0 |
レース上り:36.3
ラップ分析
1着タイム | 序盤 | 中盤 | 後半 | 上り | |
今走 | 3.03.0 | 49.9 | 49.7 | 47.1 | 36.3 |
過去平均 | 3.04.8 | 48.7 | 50.7 | 49.5 | 36.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去7走))
前半はスローも、中盤あたりで出遅れたキセキがマクッて行ったことでペースが上がった。
いつもなら息が入る中盤で息が入らず、そのままのペースで後半になだれこむタフな展開。
それでも上りは36.3秒でまとめており、走破時計の3.03.0も優秀。
豊富なスタミナとスピード持続力が求められたレースとなった。
回顧
1着は2番人気のユーキャンスマイル。
約4ヵ月ぶりで12キロ増、加えて右回りの不安もあったが、すべては杞憂。
後方にポジションを取り、残り800m付近でスーッと進出を開始すると、4角ではすでに先頭は射程圏。
直線は内をついて見事な伸び脚。
「菊花賞」3着のスタミナはここでも現在。
右回りに不安がなくなった現在、本番にも期待が膨らむ。
2着は5番人気のトーセンカンビーナ。
スタートはいつものように出遅れて最後方から。
道中は勝ったユーキャンスマイルを前に見るかたちで追走。
3角過ぎでユーキャンスマイルの動きに合わせて進出したが、1馬身半届かなかった。
上り時計は35.8秒で勝ったユーキャンスマイルと同じ上がり。
道中の位置取りの差が着差にも反映された感じ。
終いが切れるのは分かっていたが、重賞初挑戦、大幅な距離延長とこのペースにも対応した。
今後の成長が期待できそう。
3着は4番人気のメイショウテンゲン。
前走「ダイヤモンドS」はハナ差の2着。
スタートの悪さが一番の弱点だったが、今回は五分のスタートを切れた。
直線は馬場の外目を追い上げて来て、上り36.0秒の脚で3着。
今回のスタートがまぐれでなければ、ますます今後も期待できる。
1番人気のキセキは7着に沈んだ。
スタートの不安が現実になった。
このまま終わるのか?