結果
2024年 4月27日(土)
第31回 青葉賞(G2)
東京競馬場 芝2400m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | シュガークン | 2.24.2 | 4-5-5-6(中団前) | 33.9 |
② | ショウナンラプンタ | 頭 | 11-8-9-9(中団) | 33.6 |
③ | デュアルウィルダー | 3/4 | 9-11-12-12(中団後ろ) | 33.5 |
レースの上り:36.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | Lap12 | |
今走 | 2.24.2 | 36.2 | 12.6 | 10.9 | 12.1 | 12.1 | 11.8 | 11.8 | 12.2 | 12.2 | 12.3 | 12.1 | 12.4 | 11.7 |
過去平均 | 2.24.14 | 34.8 | 12.7 | 10.9 | 11.9 | 12.3 | 12.4 | 12.6 | 12.4 | 12.2 | 12.0 | 11.6 | 11.5 | 11.7 |
差 | 1.4 | -0.1 | 0.0 | 0.2 | -0.2 | -0.6 | -0.8 | -0.2 | 0.0 | 0.3 | 0.5 | 0.9 | 0.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
レース中盤の速いラップは、大逃げを打ったパワーホールが刻んだラップ。
パワーホールの前半1000mの通過が59.5秒なのに対して、道中3番手シュバルツクーゲルの前半1000mの通過がだいたい61秒前後。
そして後続の馬たちは、3~4角でも慌てて先頭を追うことはせず、先頭が4角を回ったところでもまだ後続との差は10馬身ほどはあった。
パワーホールは結局坂の頂上、残り200mあたりまで粘っていたが、そこから後続の馬に飲み込まれ、あとは後続の馬たちの末脚勝負となった。
レースの上りは36.2秒だが、パワーホールの大逃げを暴走と見て、道中2番手のウインマクシマムを基準に考えると、レースの上りは34.4秒。
走破時計は平均的で、レースの上りは少し速めということになる。
これはレース展開が、道中3番手以降の馬にとっては、前半そこそこのスローで、終い瞬発力勝負になったからだろう。
回顧
1着は2番人気のシュガークン。
道中は中団の前、5番手の最内。
4角も6番手の最内で直線に向き、直線は坂の上りで馬場の内目から外目に切り替えて追い上げに入り、残り100mあたりで前で粘るウインマクシマムを交わして先頭に立つと、ゴール前はショウナンラプンタの強襲をアタマ差しのいでゴール。
道中は終始最内の経済コースから、ゆったり目の追走で脚を溜めた。
流れから見れば有利なポジショニングだったと思うが、ゴール前2着馬にアタマ差まで詰め寄られたのは少し物足りない気がする。
2着は7番人気のショウナンラプンタ。
外枠15番から、道中は中団の後ろ、8~9番手の外目を追走。
4角は9番手の外目で直線に向いて、直線は馬群の外目から追い上げに入り、ジワジワと前との差を詰めて行き、坂の頂上では先頭を射程圏に収めるが、ゴール前、アタマ差届かずの2着。
流れから見れば後ろからの差し馬は不利。
また、道中外目を回って、4角も外目を回してのアタマ差2着なら評価できる。
本番では、こちらの方が期待できそうに思うが、どうか?
3着は4番人気のデュアルウィルダー。
道中は中団の後ろ、11~12番手あたり、2着馬の直後を追走。
4角は12番手の外目で直線に向き、直線は馬群の外目、2着馬の直後から追い上げてはくるが、最後まで2着馬との差を縮めることはできなかった。
ここは明らかにキレ負けだが、まだ未勝利勝ちからの3戦目、これからだろう。