結果

2023年 12月10日(土)

第58回 中日新聞杯(G3・ハンデ)

中京競馬場 芝2000m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ヤマニンサルバム 1.58.8 3-3-5-4(先行) 34.2
ハヤヤッコ 3/4 14-14-13-12(中団後ろ) 33.9
ピンハイ クビ 11-11-9-8(中団) 34.1

レースの上り:34.8


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.58.8 34.8 12.6 10.5 11.6 12.8 12.7 12.0 11.8 11.3 11.5 12.0
過去平均 1.59.56 35.1 12.6 11.1 12.7 12.4 12.0 11.9 11.8 11.5 11.5 12.2
-0.3 0.0 -0.6 -1.1 0.4 0.7 0.1 0.0 -0.2 0.0 -0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

序盤に速いラップを刻むが、これは前の2頭、ホウオウビスケッツとユニコーンライオンが刻んだラップ。

2角を回ったあたりで大きく息を入れて、3角手前からまた加速していくが、これもほぼ前の2頭だけ。

後続の馬はほぼ直線まで脚を溜めて、直線で一気に追い出して行った感じ。

ペースとしては中だるみのスロー。

最後は中京巧者のヤマニンサルバムが突き抜けたが、総じてメンバーレベルはあまり高くはなく、レースレベルとしてはこのクラスの並み程度だと思う。


回顧

1着は2番人気のヤマニンサルバム。

前半は先団3番手追走。

3角あたりで前が再度ペースアップしたときにはついて行かずに脚を温存したので、4角では4~5番手の内で直線。

直線は坂の上りで前の2頭をあっさり交わすと、ゴール前は後方の追い込み勢の末脚を3/4馬身凌いでゴール。

さすがの中京巧者。今回のメンツなら押し切れた。

 

2着は13番人気のハヤヤッコ。

道中は中団の後ろ後方寄りの14番手。

4角は12番手の大外で直線に向くと、直線では馬群の大外から追い上げに入り、坂の頂上では先頭を射程圏に捉えたかに見えたが、ゴール前3/4馬身及ばずの2着。

本来はキレる馬ではないが、今回はハンデ58.5キロで33.9秒の脚。

この馬が強かったというより、今回はメンツに恵まれた・・・のだと思う。

ハヤヤッコの分析

 

3着は4番人気のピンハイ。

道中は中団のやや後ろ、11番手の外。

4角は8番手の大外で直線に向いて、直線は馬群の大外から追い上げに入り、いい脚で伸びてはくるが、坂を上り切ってから、ハヤヤッコに交わされての3着。

この3着はハンデの恩恵と相手関係だと思うが・・・。

 

1番人気のリューベックは9着。

道中は中団7番手あたり。

4角は6番手の内で直線に向き、直線は馬群の内目から追い上げに入るが、坂を上り切って力尽きた感じ。

この馬、二千の距離で勝利はあるが、すべてドスロー。

今回の止まり方を見ると、二千はちょっと長いのかも。

リューベックの分析

 

3番人気のホウオウビスケッツは12着。

4枠8番から、内で主張するユニコーンライオンを抑えてハナへ。

向正面で息を入れつつ、3角あたりでユニコーンライオンが動いて行ったのに合わせてスパート開始。

4角も先頭で直線に向いて、直線も坂の上りまでは先頭で粘っていたが、残り200mでヤマニンサルバムに交わされると一杯気味。

中盤で息は入ったものの、終始同型のユニコーンライオンに競られていた感じ。

それでも坂の頂上まで踏ん張ったのだから、3歳馬としてはよく走ったほうだろう。

しかしこの馬も、二千の距離は少し長いのかもしれない。

ホウオウビスケッツの分析