リューベックのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。
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リューベックのここまでの走り
21/7/18 2歳新馬
函館 芝1800m 良
着順:1着(1.51.4・-0.3差)
騎手:吉田隼人(54キロ)
7枠7番からハナへ。
道中はスローのマイペース。
4角は後続に1馬身の差をつけて直線。
直線も危なげなく先頭をキープして、最後は2馬身差の快勝。
平均的な勝ち上がり。
21/9/4 札幌2歳S(G3)
札幌 芝1800m 良
着順:6着(1.50.5・1.4差)
騎手:横山武史(54キロ)
1枠1番から出遅れたが、二の脚で先団に取りついて道中は3番手。
4角も3番手で直線に向くが、直線では残り200mで失速。
スタート前、ゲート内で立ち上がったりして少しエキサイトしていた感じ。
それにしても敗けすぎの感あり。
逃げてこその馬か?
22/1/22 若駒S(3歳OP・L)
中京 芝2000m 良
着順:1着(2.02.2・-0.2差)
騎手:池添謙一(56キロ)
5枠5番から、1枠1番のリアドとハナを競うが、2角を過ぎたあたりからは先頭。
4角も先頭で直線に向き、直線は早々にグランディアに交わされるが、坂の上りで盛り返して先頭、あとは押し切って1馬身1/4差のゴール。
道中のペース自体は緩かったが、最後の直線はしぶとさを見せた。
22/3/6 弥生賞(G2)
中山 芝2000m 良
着順:6着(2.01.1・0.6差)
騎手:池添謙一(56キロ)
3枠3番からハナに立つ。
4角も先頭で直線に向くが、直線入口では2番手追走のアスクビクターモアに並びかけられる。
坂下までは内ラチ沿いでなんとか粘ってはいたが、坂の上りで後続に呑み込まれた。
特に内が伸びない馬場でもなかったが、この流れで0.6差の6着ということは、まだちょっと力が足りないのだろう。
リューベックの脚質
逃げて持ち味を発揮しそうな馬。
ただし、勝ったレースはどれも緩めの前残り。
先行力は評価できるが、まだ実力のほどはOPクラスに足りていない感じ。
リューベックの血統背景
父はハービンジャー(ND系デインヒル)。
ハービンジャーは欧州で走り、2010年のキングジョージⅥ世&QES(G1)で勝利。主戦場は芝のクラシックディスタンス。
母の父はスペシャルウィーク(サンデー系/日本ダービー、春天、秋天、ジャパンカップ)。
全姉にディアドラ(秋華賞、ナッソーステークス)。
母方の7代前、ラヴァント(Lavant)を祖とする牝系は、各国に重賞ウイナーを輩出する名門牝系。
近親にはロジユニヴァース(日本ダービー)。遠い近親にはメジャーエンブレム(阪神JF、NHKマイルC)など。
次走、ニュージーランドT(G2)に向けて
次走は4月9日(土)、中山競馬場 芝1600mで行われる「ニュージーランドT(G2)」。
距離短縮で挑む一戦。
あまり向かないようにも思うが、相手関係が薄いだけに、前にいれば何が起こるか分からない。