結果
2023年 11月26日(日)
第43回 ジャパンカップ(G1)
東京競馬場 芝2400m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | イクイノックス | 2.21.8 | 3-3-3-3(先行) | 33.5 |
② | リバティアイランド | 4 | 4-4-4-4(先行) | 33.9 |
③ | スターズオンアース | 1 | 4-4-4-4(先行) | 34.0 |
レースの上り:36.5
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | Lap12 | |
今走 | 2.21.8 | 36.5 | 12.7 | 11.3 | 11.5 | 11.0 | 11.1 | 11.5 | 12.0 | 12.1 | 12.1 | 12.4 | 12.4 | 11.7 |
過去平均 | 2.23.14 | 35.4 | 12.8 | 11.1 | 12.2 | 12.2 | 11.9 | 12.0 | 12.0 | 11.8 | 11.7 | 11.5 | 11.8 | 12.0 |
差 | 1.1 | -0.1 | 0.2 | -0.7 | -1.2 | -0.8 | -0.5 | 0.0 | 0.3 | 0.4 | 0.9 | 0.6 | -0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
見かけの流れはハイペースだが、これは逃げたパンサラッサが刻んだラップ。
前半1000mの通過は57.6秒だが、この時点で2番手のタイトルホルダーの差は約20馬身以上。
おそらくタイトルホルダーの1000m通過は1分フラットくらいではないだろうか。
そう考えると、ペース的には2番手以降の馬は速くもなく遅くもないミドルペースで推移していたものと思われる。
レースの上りは計時されたのは36.5秒だが、パンサラッサを無視して、2番手タイトルホルダーを基準に算出すると33.7秒。
しかし勝ったイクイノックスは後続に4馬身の差をつけている。
2着のリバティアイランドを基準に算出すると、レースの上りは34.4秒。
まとめると、勝ったイクイノックスにとってはややスローの瞬発力を発揮しやすい流れ。
2着馬以降の馬にとっては、ミドルペースの持続力が求められる流れだったように思う。
いずれにしても、イクイノックスの強さだけが際立ったレースとなった。
回顧
1着は1番人気のイクイノックス。
道中3番手追走から、4角も3番手で直線。
直線は坂の頂上あたりで逃げるパンサラッサを一気に交わすと、あとは突き抜けてのゴール。
着差は4馬身だが、ゴール前をメイチで追っていればもっと着差は開いただろう。
まさに世界ナンバーワンホース。敵はいない。
⇒イクイノックスの分析
2着は2番人気のリバティアイランド。
道中は先団4番手。前にイクイノックスを見るかたちでレースを進めた。
4角も4番手の内で直線に向くが、直線では3番手のタイトルホルダーと一杯になったパンサラッサを交わすのが精一杯。
斤量差4キロで4馬身離されていては完敗と言っていいだろう。
しかし相手は世界ナンバーワンホース。
相手が強すぎただけで、この三冠牝馬ももちろん強い。
⇒リバティアイランドの分析
3着は5番人気のスターズオンアース。
道中は先団4番手。リバティアイランドの真横あたりを追走。
4角も4番手で直線に向き、リバティアイランドとともに前を追うが、リバティアイランドに比べてこの馬の脚色は少し鈍かった。
それでも約半年ぶりの実戦で、いきなりG1を走っての3着は立派。
次のリバティとの対戦が楽しみになった。
⇒スターズオンアースの分析
3番人気のドウデュースは4着。
道中は中団の前、6番手の最内を追走。
4角も6番手の内で直線に向いて、直線は進路を外に取って追い上げを計るが、イクイノックスはもちろん、スターズオンアースとの差も最後まで詰まらずに4着まで。
イクイノックスはもとより、上の牝馬2頭とも、力の差が見えたような印象。
⇒ドウデュースの分析