結果
2023年 8月20日(日)
第59回 札幌記念(G2)
札幌競馬場 芝2000m 稍重
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | プログノーシス | 2.01.5 | 13-11-5-2(マクリ) | 36.0 |
② | トップナイフ | 4 | 6-5-3-1(中団前) | 36.9 |
③ | ソーヴァリアント | 3 | 10-8-10-3(中団後ろ) | 36.7 |
レースの上り:36.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 2.01.5 | 36.4 | 12.3 | 10.9 | 12.3 | 12.6 | 12.3 | 12.2 | 12.5 | 12.0 | 12.0 | 12.4 |
過去平均 | 2.00.12 | 36.0 | 12.6 | 11.0 | 11.9 | 12.4 | 12.1 | 12.2 | 11.8 | 12.0 | 11.9 | 12.1 |
差 | 0.4 | -0.3 | -0.1 | 0.4 | 0.2 | 0.2 | 0.0 | 0.7 | 0.0 | 0.1 | 0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
馬場は稍重。この週からCコース替わりではあったが、馬場は水分を含んだかなり力のいる洋芝、といった感じ。
レースは中盤が明らかに緩い。
これは逃げたユニコーンライオンが息を入れたのではなく、緩い洋芝の馬場にスタミナを奪われて行ったのだろう。
この流れに乗じて、中団から後方にいた馬は、向正面あたりから早めの進出。
残り600mからペースが一気に上がって、最後の直線は底力の勝負。
渋った馬場を気にしない、スタミナのある馬が好走できたレース。
回顧
1着は2番人気のプログノーシス。
序盤は後方13番手の内目。
中盤は向正面で内目から上がって行って3角は5番手。
そして4角は2番手の外で直線に向き、直線は馬場の4~5分どころから残り200mで先頭、あとは突き抜けて後続に4馬身差の圧勝。
中盤は緩い流れだったので、長く良い脚というよりは、こういう馬場に適性があり、スタミナ量がハンパない馬、という印象を持った。
⇒プログノーシスの分析
2着は9番人気のトップナイフ。
道中は各馬が避けて通る内目の馬場を通って中団の最内。
3角で3番手の最内、そして4角は最内から先頭に立って直線。
直線も馬場の最内から粘り込みをを計るが、残り200mで勝ち馬に交わされる。
しかしそのあとはしっかりと2着を確保してゴール。
道中最短コースを通っていただけにスタミナのロスを最小限に食い止められた。
この馬もこういう馬場に適性があるのだろうが、スタート五分でポジションさえ取れれば、スタミナを要する展開には強い馬なのだろう。
3着は4番人気のソーヴァリアント。
道中は中団の後ろ、10番手の外目を追走。
3角を過ぎて進出を開始して、4角は3番手の外で直線。
直線は勝ち馬の直後から追い上げに入るが、勝ち馬との差は縮まるどころか開く一方。
内のトップナイフも捉えきれずに3着止まり。
道悪は得意な馬なのでこの3着に不思議はないが、先頭との差は開けられすぎた。
⇒ソーヴァリアントの分析
1番人気のジャックドールは6着。
道中は中団馬群の先頭、4番手を追走。
4角は3番手の大外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げを計るが、伸びを欠いて6着どまり。
昨年はこれよりタフな流れを上り37.3秒の脚で押し切っている。
こういう馬場が不得意なのか?
⇒ジャックドールの分析
3番人気のダノンベルーガは4着。
スタートで挟まれてダッシュがつかず、前半は中団馬群の後ろ、12番手を追走。
向正面で内を突いて進出を開始して、3角は7番手の内、4角は3番手の内で直線。
直線も馬場の内目から追い上げを計るが、いまいち伸びを欠いて4着まで。
序盤でポジションを下げたのが痛かったが、そこから力は示したのではないか。
⇒ダノンベルーガの分析