2019年10月5日に、東京競馬場・芝1600mで行われた、第5回サウジアラビアRC(G3)のラップ分析です。


結果

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
サリオス 1.32.7(R) 3-3(先行) 33.1
クラヴァシュドール 0.2差 5-5(中団) 33.1
アブソルティスモ 0.6差 1-1(逃げ) 34.3

ラップタイム

今回のラップタイム

  • 12.3-10.8-12.0-12.1-12.0-11.2-10.8-11.5=1.32.7(レコード)

サウジアラビアRC 過去4レースの良馬場平均

  • 12.5-11.0-11.8-11.0-12.1-11.4-11.2-11.8=1.33.6

 

東京競馬場の芝は開幕週。芝は春も速かったが、いきなりレコードが出たことで、秋も同じく速い馬場になりそう。

ラップは例年に比べると中盤で緩んだが、上りは速い。

例年に増して瞬発力が問われたレースになった。

3着馬との着差が大きいので、上位2頭の力が抜けていた可能性は高い。

1、2着馬はどちらもハーツクライ産駒だが、勝ったサリオスは母父にニジンスキー系のLomitas。

今後、距離の大幅延長でも期待が膨らむ。

一方クラヴァシュドールの母父はストームキャット系のGiant’s Causeway。

持続力、底力での成長が見込めるなら、この先ペースが締まった展開で、この順位の逆転もなくは無い。