結果

2024年 4月7日(日)

第84回 桜花賞(G1)

阪神競馬場 芝1600m(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ステレンボッシュ 1.32.2 11-8(中団) 33.4
アスコリピチェーノ 3/4 8-8(中団) 33.5
ライトバック クビ 17-18(後方) 32.8

レースの上り:34.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.32.2 34.1 12.5 10.8 11.2 11.8 11.8 11.4 11.2 11.5
過去平均 1.32.38 34.1 12.2 10.8 11.5 11.9 11.8 11.2 11.3 11.7
0.0 0.3 0.0 -0.3 -0.1 0.0 0.2 -0.1 -0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

序盤が若干緩めの流れではあるが、中盤以降は締まって行った。

展開としては若干緩めのミドル。

SP持続型、瞬発型、どちらの馬にもチャンスはあったが、あまり後ろからでは届かない展開ではあった。

昨年のように序盤からそこそこ流れる展開であったなら、3着馬の末脚が突き抜けた可能性はある。


回顧

1着は2番人気のステレンボッシュ。

道中は中団10番手あたりで、アスコリピチェーノの内でほぼ並走。

4角は8番手の外で直線に向き、アスコリピチェーノを押しのけるかたちでこれの前に出ると、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂下で前を行くエトヴプレを射程圏に捉えると、坂の上りでこれを交わして、ゴール前は食い下がるアスコリピチェーノを3/4馬身凌いでゴール。

4角でアスコリピチェーノの押しのけたところがポイントだろう。

結局そこでついた1馬身ほどの差が最後まで縮まらなかった。

馬の力の差はないように思えたが、どうか?

ステレンボッシュの分析

 

2着は1番人気のアスコリピチェーノ。

道中は中団8番手の外。

内に勝ち馬を置いてほぼ並走している感じ。

4角も8番手の大外で直線に向くが、直線の入口で少しもたついた感じで、そのため勝ち馬に押しのけられる格好になった。

直線は勝ち馬の直後から食らいついて行くが、4角でできた1馬身ほどの差が最後まで縮まらずに2着まで。

4角のもたつきについて鞍上は、手応えが苦しくなったとコメントしている。

おそらく賛否が分かれるところだろうが、馬の力に差はなかったようには見えた。

アスコリピチェーノの分析

 

3着は7番人気のライトバック。

道中は後方17番手から、4角は18番手の大外で直線。

直線は馬群の大外から追い上げに入り、もの凄い脚で伸びてはくるが、0.1差の3着まで。

昨年の覇者リバティアイランドは、こんな感じで最後は前をまとめて飲み込んだが、レースの上りは34.5秒。

単純比較はできないが、今回もう少し流れていれば・・・、という末脚だった。

ライトバックの見立て

 

3番人気のクイーンズウォークは8着。

道中は中団8番手の最内。

4角も8番手の最内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、坂下までは内目から先頭を追っていたが、坂の上りで伸びを欠いた。

道中最内の経済コースから、4角、直線も内を通って末脚に賭けたが、坂の上りで伸びを欠く。

確かに最後の直線は外が伸びたが、それでも止まりすぎ。

あと可能性として考えられるのは道中のペース。G1だけに、これまでの流れよりは明らかに速いために、最後は急坂もあって息切れしたか?

クイーンズウォークの見立て