結果
2024年 2月11日(日)
第117回 京都記念(G2)
京都競馬場 芝2200m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | プラダリア | 2.12.1 | 5-4-5-4(中団) | 34.8 |
② | ベラジオオペラ | 3/4 | 6-6-7-8(中団) | 34.6 |
③ | バビット | 2 | 2-2-2-2(先行) | 35.5 |
レースの上り:35.7
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | |
今走 | 2.12.1 | 35.7 | 12.2 | 10.6 | 12.5 | 12.4 | 12.0 | 12.5 | 12.2 | 12.0 | 12.3 | 11.6 | 11.8 |
過去平均 | 2.13.02 | 34.8 | 12.7 | 11.4 | 12.7 | 12.5 | 12.3 | 12.3 | 12.3 | 11.9 | 11.7 | 11.3 | 11.8 |
差 | 0.9 | -0.5 | -0.8 | -0.2 | -0.1 | -0.3 | 0.2 | -0.1 | 0.1 | 0.6 | 0.3 | 0.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
前半から中盤にかけてところどころ速いラップもあるが、これは逃げたアフリカンゴールドの刻んだラップ。
道中だいたい2~3馬身ほど離しての逃げだったので、後続はだいたい0.4~0.6秒遅れの追走と考えると、2番手以降のペースは、3角の坂の上りまではおおむねミドル。
そして残り800m、坂の下りから11秒台のロングスパートがゴールまで続いた感じ。
坂の上りでもそこそこスタミナを使っていることを考えると、最後の直線はスピードの持続力と底力が求められたレースと言えそう。
回顧
1着は3番人気のプラダリア。
道中は中団4、5番手。
4角は4番手の外で直線に向いて、直線は内を大きく開けた馬群の大外からべラジオオペラと一緒に伸びてきて、残り200mを切ったあたりで前で粘るバビットを捉えて先頭に立つと、あとは食い下がるべラジオオペラを3/4馬身振り切ってゴール。
SPの持続力、スタミナなど、この馬向きの展開になった。
一番重い58キロの斤量で勝ち切ったことにも意味がある。
⇒プラダリアの分析
2着は1番人気のベラジオオペラ。
道中は中団のやや後ろ6、7番手。
前にプラダリアを見るかたちでの追走。
4角は8番手の外で、直前にプラダリアを置いて直線。
直線はしっかりと伸びてきて、残り200mあたりからプラダリアと並走するも、ゴール前で振り切られて3/4馬身差の2着まで。
斤量差も1キロあり、ここは完敗といったところだろう。
安定感のある馬だが、古馬に混じってのこのクラスではまだ一枚足りないか?
⇒ベラジオオペラの分析
3着は9番人気のバビット。
道中は2番手の追走になったが、アフリカンゴールドが離して逃げていたので、逃げ馬としてはちょうど良い追走のかたちになったのではないか?
直線は各馬が避ける馬場の最内を突いて、逃げるアフリカンゴールドを早々に捉えると、残り200mまでは何とか先頭で粘ってはいたが、そこから1、2着馬に交わされての3着。
約3年半ぶりの馬券圏内。
この馬向きの上りのかかるスタミナ勝負で、荒れ馬場は気にしないので、直線内を突いたコース取りもよかった。
⇒バビットの分析
2番人気のルージュエヴァイユは8着。
道中は中団の後ろ、9番手の外目を追走。
4角は10番手の外で直線に向き、直線入口は1、2着馬を前に見るかたちで追い上げを計るが、まったく伸びてこなかった。
直線は明らかにこの馬の走りではなかった。
休み明けの+10キロ。
これまで休み明けはすべて東京コースで使われていたが、今回は休み明けで長距離輸送で+10キロ。
そこらへんが敗因のような気がする。
⇒ルージュエヴァイユの分析