結果
2022年 10月9日(日)
第73回 毎日王冠(G2)
東京競馬場 芝1800m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | サリオス | 1.44.1 | 4-6-6(中団後ろ) | 33.8 |
② | ジャスティンカフェ | 1/2 | 8-9-8(後方) | 33.8 |
③ | ダノンザキッド | 3/4 | 4-3-3(先行) | 34.3 |
レースの上り:34.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.44.1 | 34.4 | 12.6 | 10.6 | 11.3 | 11.7 | 11.7 | 11.8 | 11.3 | 11.3 | 11.8 |
過去平均 | 1.44.98 | 34.0 | 12.8 | 11.1 | 11.5 | 11.9 | 11.8 | 11.8 | 11.1 | 11.2 | 11.8 |
差 | 0.4 | -0.2 | -0.5 | -0.2 | -0.2 | -0.1 | 0.0 | 0.2 | 0.1 | 0.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
レコード決着となった今年の「毎日王冠」。
ラップの出方は千六の良馬場平均と遜色ない。
前後半のバランスでいうとミドルペースと言うことになるが、スピードとその持続力がなければついて行けそうにないラップ。
この流れで最後の600mが34.4秒なのだから、最後のもうひと伸びまで要求される、SP持続力と瞬発力を兼ね備えていないと勝ち負けできないハイレベルな1戦。
回顧
1着は1番人気のサリオス。
道中は中団馬群の後ろ、6番手の内を追走。
4角も6番手の内目で直線に向くと、直線は馬群の中ほどから、坂の上りではまだ中団馬群の中だったが、坂を上りきってから、残り200mで馬群を割って伸びてきて、ゴール前一気の脚で突き抜けた。
SPの持続力、そして最後に見せた一瞬のキレ。
やはりこの馬、適正は中距離にありそう。
⇒サリオスの分析
2着は3番人気のジャスティンカフェ。
道中は後方9番手を追走。
4角も後方8番手の外目で直線に向くと、直線は馬群の大外から徐々に差を詰めて行き、坂のを上りきって一気に先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えたが、ゴール前、サリオスに内をすくわれての2着。
この馬としては完璧な競馬だっただろう。
勝った馬が強すぎた。
⇒ジャスティンカフェの分析
3着は4番人気のダノンザキッド。
スタートではフライングで枠外に跳び出すアクシデント。
馬体検査で異常なく外枠発送でレースに参加。
2度目のスタートはダッシュを決めて、道中は中団の前、4番手の外を追走。
3角では3番手に進出し、4角も3番手の外で直線。
直線では坂の上りでは先頭を捉える勢いだったが、外からジャスティンカフェに、そしてゴール前ではサリオスにも交わされて3着。
道中の締まった流れを前々で粘りきっての3着。
これまで締まった流れはまともに走ってくれなかったが、やはり実績馬、走るときは走るが、詰めが甘い。
⇒ダノンザキッドの分析
2番人気のレイパパレは4着。
道中は2~3番手を追走し、4角も2番手で直線に向くと、直線では坂の上りで先頭に立って、そのまま押し切ろうとするが、残り200mで上位3頭に交わされての4着。
最後は切れ味勝負で後手に回った感じ。
⇒レイパパレの分析