結果
第70回 ラジオNIKKEI賞(G3・ハンデ)
馬場状態:稍重
クッション値:8.5(軟らかめの標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ヴァイスメテオール | 1.48.0 | 8-8-7-5(中団) | 34.8 | |
② | ワールドリバイバル | 1.48.4 | 2 1/2 | 2-2-4-3(先行) | 35.3 |
③ | ノースブリッジ | 1.48.6 | 1 | 1-1-1-1(逃げ) | 35.8 |
レース上り:35.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 |
1.48.0 | 35.2 | 12.5 | 10.8 | 12.3 | 12.5 | 12.6 | 12.1 | 11.8 | 11.6 | 11.8 |
1.46.40 | 35.2 | 12.4 | 10.5 | 11.9 | 12.1 | 12.2 | 12.1 | 11.9 | 11.6 | 11.7 |
0.0 | 0.1 | 0.3 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.0 | -0.1 | 0.0 | 0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
道中のペースはかなり落ち着いたが、これは馬場の影響もあったかもしれないが、それを考慮に入れてもなおスローだったと見て良いだろう。
案の定、レースの上りは良馬場平均並みの35.2秒を計時した。
こうなると圧倒的に前有利の展開だが、道悪大得意のヴァイスメテオールが好位から鮮やかな差し切り勝ち。
2~4着も道中レースを前々で引っ張った3頭が独占。
ヴァイスメテオールの道悪適正の高さが際立ったレースだったが、それ以外の収穫と言えば、特にないレースだった。
回顧
1着は4番人気のヴァイスメテオール。
道中は中団の内。
3~4角で順位を上げて、4角は5番手で直線に向いた。
直線は残り150mあたりで逃げ粘るノースブリッジを捉えると、あとはグングン伸びて後続を突き放して2馬身半差の圧勝。
中団の内で脚を溜めて、4角は好位の5番手から直線に向き、直線は残り100mで後続を突き放す完璧な勝利。
位置取り、立ち回りがすべてうまく行った印象だが、良馬場でも同じ競馬ができるか否かが今後の課題だろう。
⇒ヴァイスメテオールの分析
2着は11番人気のワールドリバイバル。
道中は2番手、4角も3番手から直線に向き、直線はヴァイスメテオールには交わされるものの、逃げ粘るノースブリッジはゴール前でしっかり交わして2着に入った。
道中は終始内ぴったりの経済コース。
ハンデの53キロも良い塩梅で、この馬も道悪が追い風になった口だろう。
3着は7番人気のノースブリッジ。
7枠14番からハナに立ったが、道中はマイペースの逃げ。
直線も2頭には交わされたが3着はしっかり確保。
常にハナを切れる先行力は評価できる。
⇒ノースブリッジの分析
1番人気のボーデンは6着。
スタートで行き脚がつかず道中は後方11番手。
4角は少し順位を上げて9番手だが、馬9頭分くらいの外目を回って直線に向いた。
直線は馬群の外目を追い上げるが前も止まらず6着まで。
スタート、位置取りがすべてかみ合わなかった。
⇒ボーデンの分析
2番人気のリッケンバッカーは9着。
道中は中団9番手を追走。
3~4角で進出を計るが、この馬も4角は大外を回るハメに。
直線も馬群の外から追い上げを計るが良い脚は出せず。
あれだけ外を回されると斤量の56キロも重くのしかかっただろう。
⇒リッケンバッカーの分析
3番人気のシュヴァリエローズは5着。
道中は中団の前、4番手の内あたりを追走。
4角も5番手の内で直線に向くが、直線では前にいた組の中では伸びを欠いて5着まで。
この馬は、渋った馬場はイマイチなのかも。
⇒シュヴァリエローズの分析