結果
第26回 マーメイドS(G3)
阪神競馬場 芝2000m(内)良
クッション値:8.4(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | シャムロックヒル | 2.00.4 | 1-1-1-1(逃げ) | 35.3 | |
② | クラヴェル | 2.00.4 | クビ | 14-13-11-13(後方) | 34.6 |
③ | シャドウディーヴァ | 2.00.5 | クビ | 6-6-6-5(中団前) | 35.1 |
レース上り:35.3
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 2.00.4 | 35.3 | 12.6 | 11.1 | 12.4 | 12.4 | 12.3 | 12.3 | 12.0 | 11.7 | 11.6 | 12.0 |
過去平均 | 1.59.74 | 35.3 | 12.4 | 10.9 | 12.3 | 12.4 | 12.2 | 12.4 | 11.9 | 11.5 | 11.4 | 12.3 |
差 | 0.0 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | -0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | -0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
当日の馬場は稍重スタート。
10Rには良馬場に回復するが、それでも時計のかかる緩めの馬場に変わりはなかった。
レースのラップも、道中は緩めの馬場なりの緩めのラップ。
勝負どころでもさほどペースは上がらず、それでも良馬場平均の上り35.3秒はキープできていたことを考えると、道中のペースは緩い馬場を考慮に入れてもまだ遅かったのだろう。
そう考えれば、50キロの軽ハンデ馬が逃げ切り勝ちを収めるのにも納得は行く。
逃げた軽ハンデ馬と、後方一気の軽ハンデ馬が1、2着を占めたレース。
回顧
1着は10番人気のシャムロックヒル。
1枠1番からハナを切り、直線入口ではアンドラステに交わされそうになりながらも抜かせず。坂の上りではシャドウディーヴァの猛追も振り切ってゴール。
アンドラステにしても、シャドウディーヴァにしても、ハンデ差5キロはさすがに大きい。
シャムロックヒルにしてみれば、緩い馬場に対する適正もあったのだろう。
例年逃げ馬には最後の坂が鬼門になるレースだが、今年のペースならその課題も容易にクリアできた。
2着は5番人気のクラヴェル。
道中は後方で脚を溜めて、直線では大外一気の差し脚で、ゴール前際どい差で2着。
直線は馬場の内と外で芝の乾き具合も違っていたのだろう。
はじめから軽ハンデを生かした大外一気を狙っていた感じもある。
3着は6番人気のシャドウディーヴァ。
道中は中団の前、6番手の内。
4角は5番手の内で直線に向き、直線も馬場の内目から逃げるシャムロックヒルを追い詰めるが、あと一歩届かず。
自分の競馬はしっかりできた感じ。
あとはハンデ差。
右回りコース、輸送競馬にも一定のメドが立った印象。
⇒シャドウディーヴァの分析
1番人気のソフトフルートは8着。
道中は先団3~4番手。
4角は2番手で直線に向くが、坂の上りで脚色が悪くなった。
これくらいの馬場なら苦にしないはずだが、やはり右回り、阪神コースとの相性あたりが敗因か?
⇒ソフトフルートの分析
2番人気のイズジョーノキセキは7着。
道中は中団の前、6番手あたりを追走。
4角も5番手の外で直線に向くが、いつもの脚は出せずに終わる。
これくらいのペースで、あれくらいの位置取り、そして52キロのハンデなら、終いの脚は出せるはずだが・・・。
これくらいの馬場にも実績はあった。
二千の距離が微妙に長いのか?
⇒イズジョーノキセキの分析
3番人気のアンドラステは4着。
道中は中団の前、6番手の外。
3~4角で順位を上げて、4角は2番手で直線。
直線入口では先頭を捉えるかのような勢いだったが捉えきれず。
結局、早めに動いた分、坂で脚色が鈍って4着まで。
55キロの斤量、そして道中終始外目を走っていた距離ロスも微妙に効いていただろう。
⇒アンドラステの分析