結果
第54回 小倉大賞典(G3)ハンデ
小倉競馬場 芝1800m 良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | カデナ | 1.48.3 | 10-11-12-9(後方) | 35.1 | |
② | ドゥオーモ | 1.48.6 | 1 3/4 | 13-12-5-5(後方) | 35.8 |
③ | ジナンボー | 1.48.6 | クビ | 3-3-3-1(先行) | 36.1 |
レース上り:35.9
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.48.3 | 35.9 | 12.2 | 11.6 | 12.2 | 12.2 | 12.1 | 12.1 | 12.0 | 11.9 | 12.0 |
過去平均 | 1.46.1 | 35.3 | 12.3 | 11.2 | 12.0 | 11.8 | 11.7 | 11.7 | 11.6 | 11.7 | 12.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))
小倉競馬場の開催最終週。
最終週で馬場が荒れてきている上に、今週も降雨で更に馬場は荒れていた。
当日は晴れて馬場は乾いて良馬場にはなったが、馬場は確実に荒れて時計のかかる馬場。
このレースも過去の良馬場平均と比べるとラップは緩くなってはいるが、馬場状況を考えると、馬にはかなりストレスのかかる馬場になっていたことは間違いない。
回顧
1着はカデナ。
後方で脚を溜めて、残り600mからスパートし、直線は馬場の外目の比較的荒れていないところを通って差し切った。
カデナにとっては内枠に入ったことで、道中の先頭との差があまり離されなかったことと、荒れ馬場とは言え馬場が乾いていたことが、最後の末脚に見方したものと思われる。
しかしこの馬場で、上りが35.1秒は一頭だけ違う脚。
こういう馬場がかなり得意なのだろう。
2着はドゥオーモ。
スローペースで勝ち上がってきたこの馬にとって、今走のペースは大歓迎。
おまけにハンデも52キロ。
道悪はまったく苦にしないので、ペースさえ緩めば、得意のマクリで穴をあけた。
3着はジナンボー。
唯一前に行った馬で掲示板。
早めの仕掛けで4角先頭も、直線は馬場の中ほどを走って伸びを欠いた。
しかしやはり力はある。
今走は馬場が向かなかっただけだろう。
圧倒的1番人気のヴェロックスは9着に沈んだ。
道中は5番手。
3歳時は稍重馬場の「若葉S」を圧勝しているが、荒れた馬場が向かなかったのか?
それにしても、3週前は芝1200mの「シルクロードS」に登録してみたり、今回の「小倉大賞典」が明け4歳の始動というのもちょっと違和感がある。
何かがうまく行っていないのか?