2023年8月27日【キーンランドC】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ウォーターナビレラの好走パターンを分析。
Contents
- 1 ウォーターナビレラの距離適性
- 2 ウォーターナビレラの脚質
- 3 ウォーターナビレラのコース適正
- 4 ウォーターナビレラの持ち時計(ベストタイム)
- 5 ウォーターナビレラの重馬場適正
- 6 ウォーターナビレラの鉄砲実績(休み明け)
- 7 ウォーターナビレラのローテーション適正
- 8 ウォーターナビレラの枠順適正
- 9 ウォーターナビレラの斤量別着度数
- 10 ウォーターナビレラの季節別着度数
- 11 ウォーターナビレラの好走体重
- 12 ウォーターナビレラの血統背景
- 13 ウォーターナビレラのここまでの走り
- 13.1 21/8/21 2歳新馬
- 13.2 21/10/3 サフラン賞(2歳1勝C)
- 13.3 21/11/6 ファンタジーS(G3)
- 13.4 21/12/12 阪神JF(G1)
- 13.5 22/3/5 チューリップ賞(G2)
- 13.6 22/4/10 桜花賞(G1)
- 13.7 22/5/22 優駿牝馬(G1)
- 13.8 22/7/31 クイーンS(G3)
- 13.9 22/10/16 秋華賞(G1)
- 13.10 23/2/18 京都牝馬S(G3)
- 13.11 23/3/26 高松宮記念(G1)
- 13.12 23/6/11 函館スプリントS(G3)
- 13.13 23/7/23 しらかばS(ハンデ)
- 13.14 23/8/27 キーンランドC(G3)
ウォーターナビレラの距離適性
ウォーターナビレラはこれまでに芝1200m~芝2400mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1200m(0-0-0-4)
- 芝1400m(1-0-0-1)
- 芝1600m(1-1-1-1)
- 芝1800m(0-0-0-1)
- 芝2000m(0-0-0-1)
- 芝2400m(0-0-0-1)
現状ではマイルがベスト。
ウォーターナビレラの脚質
逃げ、先行脚質。
先行力はかなりあるので容易に良いポジションが取れていた。
加えてSP持続力、瞬発力もそこそこあったので、適距離では着順は安定していたが、「オークス」の13着以降はまったく精彩を欠いている。
近走ではポジションも取れなくなった。
ウォーターナビレラのコース適正
ウォーターナビレラの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(1-0-0-3)
- 函館(0-0-0-1)
- 福島(未)
- 新潟(未)
- 東京(0-0-0-1)
- 中山(1-0-0-0)
- 中京(0-0-0-1)
- 京都(未)
- 阪神(1-1-1-3)
- 小倉(未)
東京コースでの敗戦は、とりあえず「左回り」とかが敗因ではないだろう。
ウォーターナビレラの持ち時計(ベストタイム)
ウォーターナビレラの持ち時計は次の通り;
- 芝1200m:1.07.9 8着(札幌)
- 芝1400m:1.21.1 1着(阪神)
- 芝1600m:1.32.9 2着(阪神)
- 芝1800m:1.48.4 10着(札幌)
- 芝2000m:1.59.4 12着(阪神)
- 芝2400m:2.26.1 13着(東京)
速い時計は持っていない。
ウォーターナビレラの重馬場適正
ウォーターナビレラの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(未)
- 重(0-0-0-1)
- 不良(0-0-0-1)
ウォーターナビレラの鉄砲実績(休み明け)
ウォーターナビレラの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(0-0-0-5)
叩いてからは;
- 2戦目(0-1-0-2)
- 3戦目(0-0-0-2)
- 4戦目(未)
- 5戦目~(未)
ウォーターナビレラのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(未)
- 中3~5週(2-1-1-4)
- 中6~8週(未)
ウォーターナビレラの枠順適正
ウォーターナビレラの馬番別着度数は;
- 1~4番(0-0-0-4)
- 5~9番(3-1-0-2)
- 10~14番(0-0-1-2)
- 15~18番(未)
ウォーターナビレラの斤量別着度数
- 52キロ(0-0-0-1)
- 54キロ(3-0-1-1)
- 55キロ(0-1-0-5)
- 55.5キロ(0-0-0-1)
- 56キロ(0-0-0-1)
ウォーターナビレラの季節別着度数
- 12~2月(冬):(0-0-1-1)
- 3~5月(春):(0-1-0-3)
- 6~8月(夏):(1-0-0-4)
- 9~11月(秋):(2-0-0-1)
ウォーターナビレラの好走体重
3着以内の体重は;
- 464~472キロ
ウォーターナビレラの血統背景
父はシルバーステート(サンデー系ディープインパクト)。
母の父はキングヘイロー(ND系リファール/高松宮記念、皐月賞2着、マイルCS2着)。
ウォーターナビレラのここまでの走り
21/8/21 2歳新馬
札幌 芝1500m 良
着順:1着(1.31.4・-0.3差)
騎手:吉田隼人(54キロ)
5枠8番からの逃げ。
比較的緩いラップを刻んで4角も先頭で直線。
直線では残り200mから後続を突き放して約2馬身差でゴール。
スローの前残りに違いはないが、後続を突き放してのゴールは評価できる。
21/10/3 サフラン賞(2歳1勝C)
中山 芝1600m 良
着順:1着(1.35.8・-0.2差)
騎手:吉田隼人(54キロ)
道中は2番手から、4角も2番手で直線。
直線は逃げ粘るウインピクシスを坂の上りで一気に捉えた。
終いの脚は33.6秒。
キレ味、瞬発力の高さを示した。
【期待できる能力】
- 瞬発力
21/11/6 ファンタジーS(G3)
阪神 芝1400m 良
着順:1着(1.21.1・-0.1差)
騎手:武豊(54キロ)
道中は飛ばして逃げるナムラデイリリーから4馬身ほど離れた2番手追走。
4角も2番手で直線に向くと、直線は3番手から追い出してきたナムラクレアとの追い比べ。
坂の上りでナムラクレアに1馬身の差をつけると、そのまま押し切ってゴール。
逃げ馬の大逃げはあったものの、2番手以降もそこそこ流れたペースだったのではないか。
この馬、瞬発力だけではなく、スピードの持続力もそこそこありそう。
【期待できる能力】
- SP持続力
21/12/12 阪神JF(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:3着(1.34.0・0.2差)
騎手:武豊(54キロ)
道中は先団の先頭、3番手追走。
4角も3番手で直線に向くと、直線では早々に先頭に立って押し切りを計るが、坂の上りで内からラブリイユアアイズ、外からサークルオブライフに交わされて3着まで。
自身の競馬はできたと思うが、力的にはもう一歩足りなかったか。
年を越しての成長に期待。
⇒2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)のラップ分析&回顧
22/3/5 チューリップ賞(G2)
阪神 芝1600m(外)良
着順:5着(1.33.6・0.4差)
騎手:武豊(54キロ)
道中は中団の前目、4番手の内目を追走。
4角は5番手の内目で直線に向くが、馬群に包まれて出すスペースがない。
やっと外に進路が取れたのが坂の途中。
そこからジワジワと追い上げてはくるが、時すでに遅し。
ちょっと脚を余した感じはあるが、進路が開いていたとして、突き抜けていたかどうかは分からない。
いつも先行する馬だけに、控えればこういうリスクもある。
22/4/10 桜花賞(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:2着(1.32.9・ハナ差)
騎手:武豊(55キロ)
道中2番手追走から、4角も2番手、抜群の手応えで直線に向き、直線入口で満を持して気合を入れて追い出しにかかり、坂の上りでは先頭に立って、そのまま押し切るかと思われたが、外からのスターズオンアースの強襲にハナ差交わされての2着。
騎乗としては完璧な騎乗だったように思う。
力は出し切っている。
22/5/22 優駿牝馬(G1)
東京 芝2400m 良
着順:13着(2.26.1・2.2差)
騎手:武豊(55キロ)
スタートで出遅れて行き脚がつかず、道中は中団の後ろ、11番手の最内。
4角も12番手の最内で直線に向くが、直線では脚は出ず。
「放馬」のトラブルで発馬が15分遅れた。
鞍上のコメントではその影響も匂わせてはいるが、距離がまったく合わなかった可能性の方が高いような気がする。
22/7/31 クイーンS(G3)
札幌 芝1800m 良
着順:10着(1.48.4・0.6差)
騎手:武豊(52キロ)
【レース前寸評】
斤量は3歳牝馬ということで52キロ。
1800mは初距離だが、おそらく大丈夫そう。
札幌の洋芝も「新馬戦」で快勝している。
ほぼ死角のない状態。
間違いなく人気の中心だろう。
【結果】
6枠10番から、道中は3番手追走。
4角は2番手で直線に向くが、直線では外から追い上げてきたサトノセシルに抵抗できず、残り100mを待たずして失速し、馬群に消えた。
SPの持続力はある馬なので、展開で沈んだとは考えにくい。
敗因は距離か? 休み明け?
22/10/16 秋華賞(G1)
阪神 芝2000m(内)良
着順:12着(1.59.4・0.8差)
騎手:武豊(55キロ)
【レース前寸評】
前走の負けで、二千の距離自体が怪しくなってきた。
【結果】
道中は先団3番手の内を追走。
4角は4番手の内で直線に向くが、直線は坂の上りで一杯かげん。
外枠12番からのスタートだったが、終始最内のポジションで距離ロスを防いだが、直線で力尽きた。
マイルがべストの馬。
23/2/18 京都牝馬S(G3)
阪神 芝1400m(内)良
着順:14着(1.21.5・1.1差)
騎手:武豊(55キロ)
道中は3番手追走。
4角も先団2番手で直線に向くが、直線では早々に失速。
馬体重+18キロは成長分ではなく、重めが残っていたのだろう。
23/3/26 高松宮記念(G1)
中京 芝1200m 不良
着順:16着(1.13.2・1.7差)
騎手:吉田隼人(56キロ)
道中は中団の前、5番手の最内を追走。
4角も5番手の最内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げを計るが、坂を上り切ったあたりで力尽きた感じ。
初の1200mでこの馬場。
道中も直線も内目を通って力突きてしまった。
23/6/11 函館スプリントS(G3)
函館 芝1200m 良
着順:10着(1.08.9・0.7差)
騎手:武豊(55キロ)
道中は中団の後ろ、12番手を追走。
4角は11番手で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げを計るが、伸びずバテず。
鞍上は復調の兆しが見えたようだが、果たしてどうか?
23/7/23 しらかばS(ハンデ)
札幌 芝1200m 良
着順:8着(1.07.9・0.5差)
騎手:武豊(55.5キロ)
道中は中団の後ろ11番手の内目。
4角も10番手の内で直線に向くが、直線では伸びずバテず。
クラスを下げても結果が出ない。
23/8/27 キーンランドC(G3)
札幌 芝1200m 重
着順:11着(1.11.3・1.4差)
騎手:リスポリ(55キロ)
道中は中団8番手。
4角も8番手の外で直線に向くが、直線では伸びを欠く。
この馬は前に行けないとどうにもならない。