結果

2022年 3月5日(土)

第29回 チューリップ賞(G2)

阪神競馬場 芝1600m(外)良

3月5日(土)阪神競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ナミュール 1.33.2 7-8(中団) 33.9
ピンハイ 1.33.4 1  1/2 10-8(中団後ろ) 34.1
サークルオブライフ 1.33.4 クビ 4-4(先行) 34.5

レースの上り:34.7


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.33.2 34.7 12.3 10.7 11.3 12.2 12.0 11.4 11.4 11.9
過去平均 1.33.36 34.1 12.4 11.0 11.5 12.2 12.1 11.4 11.0 11.7
0.6 -0.1 -0.3 -0.2 0.0 -0.1 0.0 0.4 0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半そこそこ流れた分、上り3Fは34.7秒と少し時計を要した。

前に行った馬には少し厳しい展開になった。

前に行った馬はスピードの持続力がないと残れない展開。

反面控えた馬は、瞬発力があれば上位に迫れた。


回顧

1着は1番人気のナミュール。

ゲートは五分に出て、道中は中団7番手。

4角は8番手で直線に向くが、完全に馬群に包まれている。

なかなか出すところがない中で、残り300mあたりで外にスペースが出来た。

進路を外に取ってからは一完歩ずつ先頭に詰め寄って行き、ゴール前では一気に突き抜けた。

鞍上のコメントにもあった通り、馬の能力で勝ち取った勝利。

やはりこの馬の末脚はハンパない。

ナミュールの分析

 

2着は13番人気のピンハイ。

スタート出遅れるが、1番ゲートでもあり、二の脚で中団の後ろまでリカバー。

道中は中団の後ろ、10番手のイン。

道中インぴったりに回ってきて、4角も8番手の内で直線。

直線は馬場の内目から追い上げに入り、前を行くサウンドビバーチェが作ってくれた進路をスイスイと上がってきて、ゴール前はサウンドビバーチェ、サークルオブライフの内をすくって2着へ浮上。

出遅れたとは言え、道中は内ぴったりの最短コース。

直線も進路がしっかりと開いて苦労なく追い上げることができた。

まったくのフロックとは言わないが、運も見方したことは確かだろう。

 

3着は2番人気のサークルオブライフ。

道中は先団4番手の内。

4角も4番手の内で直線に向くと、直線は馬群の中ほどから追い上げてきて、ゴール前、先頭を走るサウンドビバーチェを交わしにかかったところを、外からナミュール、内からビンハイに交わされて3着。

前々から積極的な競馬は見せた。

今回は、展開的にはナミュール有利の展開だったが、控えていたとして、末脚勝負でナミュール勝てたかどうかは微妙。

2歳女王、叩いてからの巻き返しはあるか?

サークルオブライフの分析

 

3番人気のウォーターナビレラは5着。

道中は中団の前目、4番手の内目を追走。

4角は5番手の内目で直線に向くが、馬群に包まれて出すスペースがない。

やっと外に進路が取れたのが坂の途中。

そこからジワジワと追い上げてはくるが、時すでに遅し。

ちょっと脚を余した感じはあるが、進路が開いていたとして、突き抜けていたかどうかは分からない。

いつも先行する馬だけに、控えればこういうリスクもある。

ウォーターナビレラの分析